病院での外來(lái)診察や入院治療を受ける際に、診察代金をその場(chǎng)で支払う必要はなく、診療後48時(shí)間以內(nèi)または退院時(shí)に、スマホで個(gè)人負(fù)擔(dān)分の費(fèi)用を決済することができる「先に受診、診察代金は後払い」信用取引による受診システムが4月2日から浙江省杭州市にある11の市立病院で導(dǎo)入された。市衛(wèi)生健康委員會(huì)は、「6月末までに、信用受診システムの導(dǎo)入範(fàn)囲は、21の公立病院や118のコミュニティ衛(wèi)生サービスセンターにまで拡大される見通し」としている。

「診察代金後払い」システムが適用される外來(lái)診察の料金範(fàn)囲は、500元（1元は約16.6円）から最高5千元まで、入院の場(chǎng)合は1萬(wàn)5千元までと定めている。

「診察代金後払い」システムの実施にあたり、杭州信用受診システムは、杭州都市信用「銭江分（個(gè)人信用スコア）」と提攜し、各等級(jí)別による與信枠を設(shè)けている。オンラインによる「診察代金後払い」サービスの契約は、身分証番號(hào)の入力や顔認(rèn)識(shí)などのプロセスを通じて行うことができる。

「診察代金後払い」システムを?qū)g施する上で、信用制度を逆手に取って醫(yī)療費(fèi)を支払わないケースなど、病院の基本的な権益が侵犯される心配はないのか？という疑問を抱く人もいる。杭州市衛(wèi)生健康委員會(huì)の擔(dān)當(dāng)者は、これについて、「もし、契約を結(jié)んだ人が、期限までに醫(yī)療費(fèi)を清算しない場(chǎng)合は、信用失墜と見なされる。追納を完了すると、『診察代金後払い』システムを再び利用することができるが、信用スコア情報(bào)に汚點(diǎn)を殘すことになると同時(shí)に、與信枠も引き下げられる」と説明した。

実は杭州市富陽(yáng)區(qū)の公立醫(yī)療機(jī)関は、2013年からすでに「診察代金後払い」の試行を行っており、2018年末までに、試行された信用受診サービスの利用率は80％を上回り、違約率は10萬(wàn)分の一にも達(dá)しておらず、病院の會(huì)計(jì)窓口に並ぶ必要がほぼ皆無(wú)となっている。