四川省涼山イ族自治州木里県で3月30日に生じた森林火災(zāi)の消火活動(dòng)にあたって犠牲となった消防隊(duì)員のうち、最後に到著することとなった6人の遺體を乗せた車両が4月2日深夜、西昌葬儀場に向かう通りをゆっくりと進(jìn)んでいた。通りの両側(cè)に集まった市民たちは若くして犠牲となった勇気ある消防隊(duì)員たちに向けてつぎつぎと追悼の言葉をかけた。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

3月30日に同省木里県で森林火災(zāi)が発生し、近隣の村落への延焼を防ぐため、森林消防総隊(duì)涼山州分隊(duì)をはじめとする消防隊(duì)員たちは海抜4000メートルの原始林へと足を踏み入れていった。31日午後、消火活動(dòng)が展開される中、風(fēng)の強(qiáng)さと風(fēng)向きが突如変化した影響で、瞬く間に火が勢いを増し、消防隊(duì)員ら30人が犠牲となった。

2日午前1時(shí)頃、犠牲者23人の遺體が西昌葬儀場へと運(yùn)ばれた。犠牲となった消火隊(duì)員のうち1人は遺族の要望で地元で葬儀を済ませることに。そして2日22時(shí)40分には殘りの6人の犠牲者の遺體を乗せた車両が西昌に到著した。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年4月3日