國(guó)家文物局の公式微博（ウェイボー）によると、米國(guó)人のマイケル?ロハナ容疑者が中國(guó)秦代兵馬俑の親指を盜んだ事件をめぐり、米國(guó)現(xiàn)地裁判所の陪審員団は、被告が有罪か否かについて陪審員の間で意見(jiàn)が一致しなかったことから、同容疑者に対する判決について、「審議は無(wú)効、陪審員団は解散」すると宣言した。陪審員12人のうち7人が、「ロハナ容疑者は無(wú)罪」との判斷を示したという。検察側(cè)は、5月15日までに同事件の再審を行うかどうかを決定する。人民網(wǎng)が伝えた。

ロハナ被告は、法廷で、自分が犯した罪行について包み隠さず話したが、自分の行為が泥酔狀態(tài)での「愚かな行為」であり、「なぜ兵馬俑の指をもぎ取ったのか記憶にない」と訴えた。事件が起きた米フィラデルフィアにある博物館?フランクリン科學(xué)博物館の館員は、証人として出廷し、「現(xiàn)在、もぎ取られた兵馬俑の指は中國(guó)に戻されたが、まだ修復(fù)作業(yè)は終わっていない」と証言した。ロハナ容疑者が指をもぎ取った兵馬俑は、數(shù)千體の兵馬俑のなかでも、完全に修復(fù)されていた數(shù)少ない兵馬俑の一つであり、450萬(wàn)ドル（約5億円）相當(dāng)の価値がある。ニュートン連邦検事補(bǔ)は、陪審員の行った最終陳述において、「ロハナ被告は、兵馬俑の親指を故意にもぎ取り、博物館から持ち出し自宅に持ち帰った。これは、竊盜行為以外の何ものでもない」と述べた。もし検察側(cè)が主張した罪名が成立するならば、ロハナ被告は最長(zhǎng)で20年の懲役に科せられることになる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年4月12日