習(xí)近平國家主席は4日、ロシア國賓訪問と第23回サンクトペテルブルク國際経済フォーラム出席を前にイタルタス通信とロシア新聞の共同インタビューに応じた。新華社が伝えた。

【記者】中國経済の発展の將來をどう見るか。

【習(xí)主席】新中國成立後の70年間、特に改革開放の40年間で中國経済は世界の注目する成果を挙げ、中國は世界第2の経済大國及び世界最大の製造業(yè)、物品貿(mào)易、外貨準(zhǔn)備大國となった。2018年に中國の経済規(guī)模は90兆元の大臺に乗り、1人あたりGDPは1萬ドルに近づき、経済成長率は6.6％で、世界経済の成長への寄與率は約30％だった。

今年に入り世界経済の成長と國際貿(mào)易が多少減速する中、中國経済は良いスタートを切り、主要経済指標(biāo)は合理的範(fàn)囲內(nèi)を維持している。第1四半期のGDP成長率は6.4％で、14四半期連続で6.4～6.8％の範(fàn)囲內(nèi)を維持し、近年の落ち著いた成長の態(tài)勢を継続し、國內(nèi)消費(fèi)は引き続き経済成長のメインエンジンの役割を発揮した。雇用は増え続け、1～4月の都市部新規(guī)雇用は459萬人となり、住民所得の伸びは経済成長をやや上回った。物価水準(zhǔn)は全體的安定を保ち、消費(fèi)者物価指數(shù)は2％上昇した。貿(mào)易総額は前年同期比4.3％増え、外貨準(zhǔn)備は3兆ドル以上を保った。これと同時(shí)に、中國経済は構(gòu)造の最適化、発展方式の転換、質(zhì)と効率の向上が進(jìn)み、「安定の中で好転」という態(tài)勢が一段と明らかになってきている。

「安定の中で好転」「長期的に好転」という中國経済の大きな趨勢は変わっておらず、変わることもない。未來を展望すると、中國経済は落ち著いた健全で持続可能な発展を支える十分な條件を備えている。第1に資源の潛在力。中國には14億人近い人口、9億人の労働力、1億7000萬人の高等教育を受けた、技能ある人材資源、世界最大の中所得層、1億以上の市場參加者を有する。第2に內(nèi)生的原動力。中國経済の成長は主に內(nèi)需が牽引しており、2018年に経済成長への內(nèi)需の寄與率は108.6％に達(dá)した。このうち最終消費(fèi)の寄與率は76.2％に達(dá)した。第3に発展の原動力。中國の研究開発費(fèi)は世界2位で、経済規(guī)模の約2.18％を占める。戦略的新興産業(yè)、シェアリングエコノミーなどに代表される新たな原動力が強(qiáng)大化し続けている。第4にコントロール能力。中國共産黨の強(qiáng)固な指導(dǎo)、重大な事業(yè)に力を集中する政治的優(yōu)位性、一致団結(jié)して困難を克服する民族精神、改革開放以來続いてきた急速な発展により蓄積した豊富な物質(zhì)的?技術(shù)的基礎(chǔ)、巨大な発展の強(qiáng)靱性、潛在力、融通の余地、豊富なマクロコントロールのノウハウと十分な政策の余地があり、われわれには様々なリスクや試練に対処する條件と能力と自信が完全にある。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年6月5日