中國(guó)國(guó)家外貨管理局が20日に発表した2019年5月の銀行の外貨決済、外貨購(gòu)入、顧客に代わって行う対外的入出金のデータによると、市場(chǎng)主體の決済への意欲は上昇し、購(gòu)入への意欲は橫ばいだった。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

同局の王春英報(bào)道官（チーフエコノミスト）の説明によれば、「5月には、決済意欲をはかる決済率、すなわち顧客が銀行に売卻する外貨の、顧客の対外的外貨収入に対する割合が70％となり、前月比4ポイント上昇した。購(gòu)入意欲をはかる購(gòu)入率、すなわち顧客が銀行から購(gòu)入する外貨の、顧客の対外的外貨支出に対する割合は68％で、ほぼ前月の水準(zhǔn)を保った。フォワード取引の外貨決済と外貨購(gòu)入との差額は192億ドル（1ドルは約107.1円）の黒字で、同33％増加した」という。

王報(bào)道官は、「こうした背景の下、主要ルートの國(guó)境を超えた資金流動(dòng)は安定を保つとともに、積極的な変化がみられた。第1に銀行が顧客に代わって行う物品貿(mào)易の外貨決済、外貨購(gòu)入、対外的入出金は一定規(guī)模の黒字を保ち、いずれも4月より増加した。第2に外資系企業(yè)が直接投資した資本金の外貨決済が増加し、対外直接投資の資本金の外貨購(gòu)入が安定の中で減少し、直接投資の外貨決済と外貨購(gòu)入との差額の黒字が増加した。第3に企業(yè)の投資収益の外貨両替が正常で秩序を保ち、季節(jié)要因の影響を受けて前月より増加したが前年同期は下回った。第4に5月には個(gè)人による外貨両替が減少を続け、前年同期比28％減少、前月比19％減少だった」と述べた。

王報(bào)道官は、「5月の中國(guó)の國(guó)際収支は安定の中で好転し、外貨市場(chǎng)の運(yùn)営は安定を維持した。関連の統(tǒng)計(jì)データをみると、第1に銀行の外貨決済と外貨購(gòu)入との差額は黒字だった。5月は銀行の外貨決済が4月より4％増加し、外貨購(gòu)入は同7％減少し、差額は62億ドルの黒字だった。第2に銀行が顧客に代わって行う対外的入出金の赤字は縮小した、5月は企業(yè)や個(gè)人などの非銀行部門(mén)の対外的入出金の赤字は60億ドルで、前月比23％縮小した。第3に外貨準(zhǔn)備高が回復(fù)し、5月末は3兆1010億ドルで、前月比61億ドル増加した」と指摘した。

また王報(bào)道官は、「外部環(huán)境は複雑で変化に富んでいたが、中國(guó)の経済運(yùn)営は全體的に安定し、強(qiáng)靱性の強(qiáng)さ、潛在力の大きさといった特徴を示した。改革開(kāi)放が引き続き推進(jìn)され、マクロ政策には十分な余地があり、市場(chǎng)の信頼感は良好で、外貨市場(chǎng)の安定にとって力強(qiáng)い基本面の支えを提供した。これと同時(shí)に、ここ數(shù)年は、人民元レート形成メカニズムが絶えず改善され、レートの雙方向の変動(dòng)の弾力性が強(qiáng)まる過(guò)程において、市場(chǎng)主體のリスク管理意識(shí)やリスク対応力が目立って向上しており、5月の國(guó)際収支データの変化から中國(guó)外貨市場(chǎng)がますます成熟し理性的になっていること、これからさまざまな試練によりよく対処していけることが十分にわかる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年6月21日