醫(yī)師の金蕊さん（提供?江蘇省人民醫(yī)院）。

「救命に國(guó)境はない！」、「ありがとう中國(guó)人醫(yī)師」。地面に跪いて日本人観光客の救命措置を行った江蘇省の女性醫(yī)師がツイッターで話題になっている。人民網(wǎng)日本語(yǔ)版のツイッターアカウントが29日にアップした救命ニュースに関する投稿に延べ20萬(wàn)人以上がアクセスし、リツイートやコメントなどは延べ9000回近くに及んだ。人民網(wǎng)が伝えた。

これを聞くと、現(xiàn)在も北京で研修中の江蘇省人民醫(yī)院の醫(yī)師?金蕊さんは驚いた様子で、電話で27日の救命行為について語(yǔ)った。金さんは人としての本能と醫(yī)師としての責(zé)任から取った行動(dòng)だったとし、「當(dāng)時(shí)は私1人だけではなく、もう1人の看護(hù)師が私と交替で40分近く心肺蘇生を行った。ほかの観光客も日本人の患者に日傘を差しかけたり、扇子で仰いだり、濡らした紙ナプキンで體を冷やしたりと、できる限りのことをしていた」と語(yǔ)った。

金蕊さんは江蘇省人民醫(yī)院小児科の副主任醫(yī)師。金さんが記者に語(yǔ)ったところによると、金さんは少し前から北京で研修を受けており、ちょうど夏休みだったので、家族が10歳の息子と一緒に北京に遊びに來ていたという。7月27日午後、金さんは家族で八達(dá)嶺長(zhǎng)城に遊びに行ったが、猛暑だったため途中で引き返した。その途中で、1人の観光客が地面に橫になっているのを見かけ、すぐさま救命措置を施した。金さんがこの観光客の狀況をひとまず確かめたところ、心不全を起こしており、頸動(dòng)脈でも脈を確認(rèn)できず、狀況は非常に切迫していた。

「當(dāng)時(shí)は何も考えなかった。人命は天より重い。こうした狀況では応急処置が早ければ早いほどいい。だから一分一秒でも早く救命しようと思った」と金さんは言う。

金さんはすぐさまこの女性患者に心肺蘇生措置を行った?！袱长螘r(shí)、初めて彼らが外國(guó)人観光客だと知った。中國(guó)語(yǔ)で話しかけても通じず、側(cè)にいた観光客が攜帯電話のアプリで通訳してくれた」。金さんは救命措置をしながら患者の家族とコミュニケーションをとり、この女性観光客には既往癥がなく、倒れた時(shí)には両手がけいれんしていたと聞き、おそらく観光中に突然心不全を起こしたのだろうと考えた。