子供にどのようにお金を貯めるかを教えることが、多くの中國(guó)人にとって重要な家庭教育だ。しかし、統(tǒng)計(jì)によると、中國(guó)人の貯金への情熱は今、少しずつ失せてきたようだ。中國(guó)経済網(wǎng)が伝えた。

中國(guó)人民銀行(中央銀行)がこのほど発表した「2019年消費(fèi)者金融素養(yǎng)調(diào)査簡(jiǎn)略報(bào)告」によると、消費(fèi)や貯蓄に対する姿勢(shì)について調(diào)査したところ、大半の回答者(79.03%)が、「今日手元にあるお金は今日全部使い、明日のことは明日考える」という見(jiàn)方に、「あまり賛成できない」、または、「全く賛成できない」と答えたものの、2017 年と比べると、消費(fèi)者の「延期消費(fèi)」という考え方はやや少なくなり、「あまり賛成できない」、または「全く賛成できない」の割合は0.37ポイント低下した。

「延期消費(fèi)」とは、一部のお金を貯めておき、將來(lái)ゆっくりとそれを使うという考えだ?！秆悠谙M(fèi)」という考え方が少なくなっているということは、中國(guó)人があまり貯金しなくなっているということなのだろうか？

貯金好きではなくなった？

中國(guó)人が「貯金好きか」を論じる前に、まず、誰(shuí)と比較するかをはっきりさせておく必要がある。世界の他の國(guó)と比べると、中國(guó)の貯蓄率は依然として飛びぬけている。

國(guó)際通貨基金（IMF）の統(tǒng)計(jì)によると、2017年、中國(guó)の貯蓄率は47%だったに対して、世界平均は26.5%しかなかった。

米元財(cái)務(wù)長(zhǎng)官のローレンス?ヘンリー氏は今年3月に開(kāi)催された中國(guó)発展ハイレベルフォーラム學(xué)術(shù)サミットで、「中國(guó)は過(guò)多となっている財(cái)産の蓄積や貯蓄の問(wèn)題に注目するべき」と注意を促した。

これまでの中國(guó)人と比べると、貯蓄しなければという思いは確かに弱くなっている。