中國(guó)が獨(dú)自開発した最大直徑の泥水式シールドマシン「春風(fēng)號(hào)」がこのほど、深セン市の春風(fēng)トンネルで正式に稼働開始した。同設(shè)備はこれまで中國(guó)が獨(dú)自設(shè)計(jì)?製造した最大直徑の泥水式バランスシールドマシンで、その設(shè)計(jì)?製造技術(shù)は世界の先端水準(zhǔn)に達(dá)している。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

春風(fēng)號(hào)は2018年9月に鄭州市でラインオフした。掘削直徑15.80メートル、重さ4800トン、長(zhǎng)さ135メートルで、総出力は1萬(wàn)1500kW以上、掘進(jìn)の総推進(jìn)力は2萬(wàn)4600トンにものぼる。

春風(fēng)トンネルプロジェクトの全長(zhǎng)は5.08キロ?；浉郯拇鬄硡^(qū)（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市圏）の重點(diǎn)プロジェクトであり、深セン市「東進(jìn)戦略」の重大交通プロジェクトの一つだ。プロジェクトのカギとなる部分として、春風(fēng)號(hào)の安全かつ効率的な現(xiàn)場(chǎng)組立が極めて重要だった。

組立作業(yè)員は38日でカッターを回転させ、50日で稼働開始の條件を整えるという、國(guó)內(nèi)超大直徑シールドマシンの最速現(xiàn)場(chǎng)組立記録を更新した。

今後のトンネル掘進(jìn)において、春風(fēng)號(hào)は平均深度20メートル、最深46メートルの複雑な地層の中を進(jìn)み、11本の地下破砕帯を通過(guò)しなければならない。上部が柔らかく下部が硬い風(fēng)化した3.6キロの巖石區(qū)間を一挙に掘進(jìn)する。さらには深セン地下鉄9號(hào)線、布吉河、深セン駅、深セン稅関ビルなど數(shù)多くのリスクエリアの下を通過(guò)する。説明によると、春風(fēng)號(hào)の総出力は1萬(wàn)1500kW以上で、高速列車「復(fù)興號(hào)」の総けん引動(dòng)力を10％上回る。推力は2萬(wàn)4600トンにものぼり、中國(guó)最大のキャリアロケット「長(zhǎng)征5號(hào)」の24倍ほど。これは中國(guó)大型設(shè)備獨(dú)自開発の重大な進(jìn)展であり、春風(fēng)トンネルの建設(shè)の力強(qiáng)い武器になる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年8月16日