1991年生まれの徐氷さんは、河南省蘭考縣徐場(chǎng)村の村民だ。そして徐場(chǎng)村は有名な「民族楽器村」でもある。新華網(wǎng)が報(bào)じた。
徐さんは、子供の頃から中華伝統(tǒng)文化が大好きだったのだという。特に、中國(guó)の伝統(tǒng)楽器?古琴が大好きで、大學(xué)卒業(yè)後は、実家に戻って古琴の製造と、演奏を?qū)Wぶようになった。 古琴の製造工程はとても複雑で、材料選びから弦を張るまで 數(shù)十のプロセスがある。そして、古琴1本を製作するのに2年もかかる。2014年から、徐さんは、北京や天津、上海、広州などに足を運(yùn)んで、唐の時(shí)代から続く伝統(tǒng)的な古琴の製作の仕方を?qū)Wんだ。現(xiàn)在、たくさんの古琴奏者が、徐さんの工房を訪問して、徐さんが製作した古琴を購(gòu)入するようになっている。また、古琴の専門家からもたくさんの注文を受けているという。 近年、古琴の文化をより一層伝えていくために、徐さんは「墨武琴館」を開設(shè)したほか、各地に出向いて、無料で古琴の演奏を教えている。「古琴文化を世界各地に伝え、一人でも多くの人に古琴のことを知り、好きになってもらいたい。そして、そこに詰まっている文化と知恵も知ってもらいたい」と徐さんは語っている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月27日