浙江省杭州市の雲(yún)棲小鎮(zhèn)で25日、ブース展示の一部として、「世界飢餓地図」が展示される。科技日報が伝えた。

今年の雲(yún)棲大會は今月25-27日にかけて雲(yún)棲小鎮(zhèn)で開催される。今年はどのような畫期的な技術が展示されるのだろうか。

「世界飢餓地図」はその一つだ。筆者の調べによると、これは阿里巴巴（アリババ）?グループのクラウドサービス「阿里雲(yún)（Aliyun）」と世界食糧計畫（WFP）が開発する世界飢餓モニタリングシステムだ。阿里雲(yún)の畫像認識技術を利用することで、WFPは衛(wèi)星寫真とドローンの寫真を使い支援を必要としている難民の人數(shù)と家屋の統(tǒng)計を行うことができる。これは調査員が現(xiàn)場で実施する統(tǒng)計と比べ、緊急対応時間を短縮し、支援のコストを引き下げ、よりスピーディに支援現(xiàn)場に駆けつけ、飢餓に苦しむ多くの難民の命を救う食糧を屆けることができる。

もう一つの興味深いシステムは、桃花源生態(tài)保護基金會と阿里雲(yún)が共同開発した「スマート巡視?警備システム」だ。関係責任者によると、現(xiàn)在は老河溝での保護に用いられている。老河溝公益保護地內にはジャイアントパンダ、四川キンシコウ、ガゼルなどの國家希少野生動物が生息している。これらの野生動物及び生息地である林?渓流は現(xiàn)在、密猟?伐採?破壊の狀況に直面している。

現(xiàn)在、阿里雲(yún)は人工知能（AI）のクラウド訓練「AIアルゴリズム+エッジコンピューティング」プランを同保護地で展開している。その説明によると、サンプル28萬點の訓練により老河溝の25種類の重點モニタリング生物の認識率が99％にも達し、保護區(qū)のデータ係の作業(yè)効率が30倍向上した。また、映像データをスピーディに使用可能な統(tǒng)計データに変換することで、動物たちが好む生活環(huán)境を特定できるとともに、存在するリスクと脅威を事前に判斷することで、保護プランをスピーディに調整できる?？茖W技術の力で、保護をより効果的かつ正確にできる。

これらの注目されること以外に、國民生活と密接に関連する畫期的な技術も注目されている。例えば智慧視通公司が開発した「追跡システム」は、動畫調査?分析システムとして、「動畫を見る」から「動畫を検索する」への変化を実現(xiàn)した。完全な人體畫像?映像を提供すれば、システムはオンライン動畫で時空情報と結びつけ當該人物をリアルタイムで監(jiān)視できる。同システムを失蹤した高齢者や子供、もしくは指名手配犯の捜索に使用すれば、大きな利便性をもたらし、捜索の効率が上がる。関係責任者によると、同システムはすでに一部地域で使用されており、今後さらに広い範囲で推し進められる予定だ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月25日