北京大興國際空港バリアフリーシステムのデザインを擔(dān)當(dāng)した劉琮氏は、「北京建築設(shè)計(jì)研究院は大興空港において、障がい者を『運(yùn)動(dòng)機(jī)能障がい者』、『視覚障がい者』、『聴覚障がい者』の3タイプに初めて分類し、バリアフリー設(shè)備を8大システムに分けるという畫期的な方法を採用した」と紹介した。この「バリアフリー8大システム」とは、パーキングシステム、通路システム、公共交通輸送システム、専用安全検査システム、サービス施設(shè)システム、搭乗ゲートシステム、標(biāo)識(shí)情報(bào)システム、スタッフによるサービスシステムとなる。人民網(wǎng)が伝えた。

配備された主なバリアフリー設(shè)備は、車道脇バリアフリー駐車スペース、車道脇と歩道を繋ぐ傾斜路、非常呼出用電話、視覚障がい者用通路、低位置総合案內(nèi)カウンター、搭乗待合室のバリアフリー対応椅子、シルバーシート、低位置チェックインカウンター、高低差のない受託手荷物計(jì)量システム、低位置安全検査カウンター、車椅子対応通路、多機(jī)能バリアフリートイレ、低位置水飲み場、傾斜路、二重手すり、バリアフリー対応エレベーター、標(biāo)識(shí)?案內(nèi)システム、搭乗口が遠(yuǎn)い場合のバリアフリー対応搭乗設(shè)備などだ。

中國身體障害者連合會(huì)の呂世明副主席は、「中國身體障害者連合會(huì)と國家民用航空局は、バリアフリーデザインチームと専門家チームを立ち上げ、大興國際空港のために、世界最先端のバリアフリー?ユニバーサルデザインのサンプルを作り上げた。このデザインは、新空港の現(xiàn)代化建設(shè)レベルと利用者を考慮した人にやさしいデザインを體現(xiàn)している」とコメントした。

北京大興國際空港は、9月30日に開業(yè)予定で、2022年に開催される北京冬季オリンピック?パラリンピックでは、「國の玄関」としての役割を擔(dān)うこととなる。同空港は、中國の現(xiàn)代化と利用者を考慮した人へのやさしさを體現(xiàn)し、世界各地の人々に心安らかで、エコ、スマート、溫かみが感じられるサービスを提供していく。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月20日