中國航天科技集団が31日に明らかにしたところによると、同社科學(xué)技術(shù)委員會(huì)委員長の包為民氏はこのほど北京市で、中國が今世紀(jì)中頃までに地球?月空間経済エリアの建設(shè)を目指すと明らかにした。解放日報(bào)が伝えた。

同社第一研究院科學(xué)技術(shù)委員會(huì)設(shè)立40周年に際し、同委員會(huì)第1回科學(xué)技術(shù)年次総會(huì)並びに2019年CALTフォーラムが30日、北京市で開催された。複數(shù)の院士、専門家?學(xué)者が「宇宙の新時(shí)代を迎え、宇宙の新経済を発展させる」というテーマをめぐり、地球?月空間、スマート宇宙飛行、商業(yè)宇宙飛行などについて議論した。

包氏は「地球?月空間開発に関するいくつかの思考」報(bào)告の中で、「中國の地球?月空間経済は將來高い潛在力を秘めている。大きな経済効果を前にし、中國は高信頼性?低コスト?定期飛行化の宇宙輸送システムの研究を展開しなければならない。2030年までに基礎(chǔ)問題の研究を完了し、カギとなる技術(shù)を確立する。2040年に高信頼性?低コスト?定期飛行化の宇宙輸送システムを完成する。今世紀(jì)中頃までに地球?月空間経済エリアを完成する」とした。

地球?月空間経済エリアの範(fàn)囲には主に近地球空間、月引力空間、地球?月移転空間が含まれる。その業(yè)態(tài)には基礎(chǔ)産業(yè)、応用産業(yè)、開発?利用産業(yè)、拡張産業(yè)が含まれる。定期飛行化地球?月空間輸送體系、宇宙資源探査?開発體系、宇宙インフラ體系の3大體系で構(gòu)成される。専門家によると、2050年前後になると、中國の地球?月空間経済エリアの生産高は毎年10兆ドル以上の規(guī)模にのぼる見通しだ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月1日