プラス要因2：最近発効した一連の多國間?二國間FTAの中國対外貿(mào)易への振興的役割が日に日に顕在化

ここ數(shù)ヶ月間、中國の自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）をめぐる動(dòng)きは「豊作シーズン」に入った。19年10月には、シンガポール、ASEANとのアップグレード版FTAがそれぞれ発効し、企業(yè)はFTAの優(yōu)遇政策の恩恵をかなり大幅に享受できるようになり、貿(mào)易コストが低下した。20年1月1日からは、パキスタンとのFTAで第2段階の交渉に基づく修正に関する議定書の関稅引き下げの項(xiàng)目が実施され、両國が相互にゼロ関稅を適用する製品の稅目の割合が実施以前の35％から75％に上昇した。

また東アジア地域包括的経済連攜（RCEP）は署名に向けた法的精査が始まっている。商務(wù)部國際司の張少剛司長は、「20年6月までに法的精査を終えることは『?jiǎn)栴}なし』で、今年11月までに各國が國內(nèi)での法的精査のプロセスを履行し終えるとみられ、RCEPは首脳會(huì)合で予定通り署名されるだろう」との見方を示した。

現(xiàn)在のアジアで最大規(guī)模のFTAとして、RCEPが署名発効に至れば中國の対外貿(mào)易の安定にとって重要な意義をもつことになる。中國國際問題研究所世界経済研究所の姜躍春所長は、「RCEPは中國と地域內(nèi)各國との経済貿(mào)易や投資の往來を拡大し、中國の輸出と投資により大きな可能性を開く上でプラスになる」と述べた。