新型肺炎罹患後に治癒した24歳女性　「私が乗り越えられたのだから、他の人も大丈夫」

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2020年02月12日13:25

2月8日夕方、河南省魯山県人民病院伝染病醫(yī)院から退院した李霖琳さん（仮名）は、久しぶりに新鮮な空気を思い切り吸い込んだ。新華社が伝えた。

新型コロナウイルス感染による肺炎と診斷されてから治癒して退院するまで、李さんは隔離病棟で焦燥と不安の17日間を過(guò)ごした。その間、呼吸困難に陥って、死ぬ前の別れのメッセージの動(dòng)畫(huà)まで撮ったという。新型コロナウイルス感染による肺炎患者として、同県で初めて治癒した李さんは、ウイルスとの苦しい闘いを振り返り、「私はまだ24歳。家族に誇りに思ってもらえるようなことも成し遂げていない。ここであきらめるわけにはいかない」と語(yǔ)った。

「なぜ私が感染する羽目に…」

2月8日、河南省魯山県人民病院伝染病醫(yī)院から帰宅の途につく李霖琳さん（仮名、撮影?李安）。

発熱して隔離病棟に入った時(shí)、武漢大學(xué)醫(yī)學(xué)専攻の大學(xué)院生である李霖琳さんはパニック狀態(tài)になり、「なぜ私だけがこんな目に…」とやり切れない思いを抱いていた。

最初に癥狀が現(xiàn)れたのは1月16日だった。李さんは何人かの同級(jí)生と食事をした後、すぐに體調(diào)が悪くなり、體溫を測(cè)ってみると37.2℃あった。李さんは、食べ過(guò)ぎたか赤ワインを飲んだからだと考え、あまり気にも留めず、新型コロナウイルスを連想することもまったくなかったという。なんといっても、當(dāng)時(shí)発表されていた感染者數(shù)は數(shù)十人にすぎず、李さんは華南海鮮市場(chǎng)に行ったこともなかったからだ。