米中央情報局（CIA）が中國に対して長期にわたりサイバー侵入攻撃を行ってきたことを奇虎360が確認(rèn)したことを受けて、中國外交部（外務(wù)省）の趙立堅報道官は4日の定例記者會見で「明確な説明を行い、こうした行動を直ちに止めるよう米側(cè)に強(qiáng)く促す」と述べた。

【記者】報道によると、奇虎360はこのほど、CIAの攻撃組織APT-C-39が中國の主要部門に対して11年の長きにわたりサイバー侵入攻撃を行っていたことを、調(diào)査?分析を経て確認(rèn)した。中國の航空?宇宙開発、科學(xué)研究機(jī)関、石油業(yè)界、大手インターネット企業(yè)、政府機(jī)関等がいずれも攻撃を受けていた。これについて中國側(cè)としてコメントは。

【趙報道官】米國の政府と関係機(jī)関は長期にわたり國際法と國際関係の基本準(zhǔn)則に違反し、外國の政府?企業(yè)?個人に対して大規(guī)模で組織的かつ無差別的なサイバーセフト?監(jiān)視?攻撃を行ってきた。これはとうに世界中が知っていることであり、奇虎360の報告はその新たな力強(qiáng)い例証だ。

米國こそが世界最大のサイバー攻撃者であることは事実が証明している。それなのに米側(cè)は「泥棒が他人を泥棒呼ばわりする」ように、常に各所でサイバー攻撃の被害者を裝い、サイバーセキュリティー問題における自らの偽善性とダブルスタンダードを存分に露呈している。中國は米側(cè)のサイバーセフトとサイバー攻撃の深刻な被害者であり続けてきた。中國側(cè)はこの事について、米側(cè)に繰り返し厳正な申し入れを行ってきた。我々は改めて米側(cè)に、明確な説明を行い、こうした行動を直ちに止め、中國と世界に平和で安全かつオープンで協(xié)力的なサイバー空間を返すよう強(qiáng)く促す。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年3月5日