3月5日午前10時(shí)56分、二十四節(jié)気のひとつ「啓蟄」を迎えた。啓蟄が訪れるころには、南方の暖かい濕った空気がさらに強(qiáng)まり、雷や稲光など対流の気象現(xiàn)象が増え、長(zhǎng)江流域の多くの都市では初雷が観測(cè)される。ほとんどの地域では春の耕作シーズンに入り、植樹(shù)?造林に最もふさわしい時(shí)期を迎える。毎年この時(shí)節(jié)がくると、人々は樹(shù)々を植え、望みを託す。

また一般的に啓蟄には梨を食べる習(xí)慣がある。これは、中國(guó)語(yǔ)の「離」と「梨」の発音が同じことから、「害蟲(chóng)や病気を自分から離れさせる」という意味が込められている。

「啓蟄はまだ寒いが、春分には暖かくなる」という言葉があるように、舊暦2月は、寒さと暖かさの境目にあり、気溫は目まぐるしく変わり、空気が乾燥しているため、口の中が乾きやすく、外気のせいで咳が出やすい。梨を食べることで、すい臓や內(nèi)臓の働きを安定させ、體質(zhì)を強(qiáng)化する。

啓蟄の頃には、春雷が鳴り響き、萬(wàn)物が生長(zhǎng)し、冬眠していたあらゆるものが目覚める。人々にとって平和な春が訪れ、萬(wàn)事が思い通りに進(jìn)み、貴重な春の光と自分自身を大切にしよう。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年3月5日