（撮影?劉占昆）

2日午後、中國が開発した大型旅客機(jī)「C919」の第105號機(jī)が江西省南昌市ハイテク區(qū)の瑤湖空港の濡れた滑走路で走行試験を行い、同旅客機(jī)の滑走路で行われる一連の試験の幕開けとなった。中國新聞社が伝えた。

C919の試験飛行任務(wù)を全力で保障するため、C919の現(xiàn)地試験チームのメンバー第1陣はこのほど隔離と検溫をスムーズに終えた後、市外から南昌市の基地に到著して業(yè)務(wù)を再開した。

南昌航空城管理委員會(huì)の閻慧副會(huì)長は、「目下の新型コロナウイルスによる肺炎への対策と春節(jié)（舊正月、今年は1月25日）連休後の業(yè)務(wù)再開など各種リスクが積み重なったという特徴と情勢に対して、我々は防疫への指導(dǎo)と後方支援サービスを強(qiáng)化し、企業(yè)が秩序と規(guī)範(fàn)をもって業(yè)務(wù)を再開するために力強(qiáng)い支援と保障を提供してきた」と述べた。

（撮影?劉占昆）

新型肺炎の感染に対処するため、中國商用飛機(jī)有限責(zé)任公司は安全で科學(xué)的な、秩序ある業(yè)務(wù)再開との要請を踏まえ、一方で感染対策を行いつつ、また一方で業(yè)務(wù)再開を進(jìn)めている。これまでに中國商飛江西生産試験飛行センターの建設(shè)地では業(yè)務(wù)の全面再開が実現(xiàn)した。

同日には、第105號機(jī)がのべ1回の滑走試験を行った。機(jī)體は午後1時(shí)26分に走行を開始し、午後5時(shí)33分に走行を停止し、試験は4時(shí)間7分にわたって行われた。

C919は中國の大型航空機(jī)重大特定プロジェクトの重點(diǎn)的な型式の1つであり、中國が世界レベルの耐航性基準(zhǔn)を踏まえて獨(dú)自に開発した座席150席の単通路機(jī)で、幹線を運(yùn)航する。この第105號機(jī)は昨年12月に上海浦東國際空港を出発して南昌瑤湖空港に到著し、同機(jī)初の空港間を移動(dòng)する中距離飛行をスムーズに行った。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年3月3日