浙江省杭州市西湖景勝地そばにある1軒の民家が、宮崎俊監(jiān)督の映畫「千と千尋の神隠し」に登場する銭湯と酷似しているということで、話題の撮影スポットとしてネット上で人気が沸騰している。多くの人がこの民家を訪ね、美しい寫真を撮影し、ネット上にアップしている。銭江晩報(bào)が伝えた。

こんもりした茶畑が広がるその先に一種獨(dú)特な風(fēng)格を備えたこの小さな建物は、ひときわ人目を引く。建物の外観からは木造が主體となった建築であることが見てとれ、屋根に葺かれた瓦にはコケが生え、レトロな雰囲気たっぷりだ。遠(yuǎn)くから見ると、確かに日本家屋を彷彿とさせるスタイルで、その周辺の満覚隴村の他の民家とは全く違った雰囲気を漂わせてる。そのためこの地を訪れる観光客が後を絶たないのだという。

ただ、近隣住民への配慮から、建物の主は、「撮影禁止」の橫斷幕を家の前に貼っているほか、茶畑沿いの道路近くにも、「撮影禁止」の注意書きが掲げられていた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月12日