中國教育部（?。─?9日に開いた記者會(huì)見で、今年の全國大學(xué)統(tǒng)一入學(xué)試験(通稱「高考」)をめぐり、新型コロナウイルス感染防止対策と実施に関する計(jì)畫を発表した。今年は中國全土の7000ヶ所以上に試験會(huì)場を40萬會(huì)場設(shè)置し、試験官やスタッフ94萬5000人を動(dòng)員する計(jì)畫だ。

教育部の高等教育機(jī)関學(xué)生司の王輝司長によると、今年の高考の受験者數(shù)は1071萬人と、昨年より40萬人多い。今年の高考は、新型コロナウイルスが流行して以來、中國全土で最も大規(guī)模な集団活動(dòng)となる。

王司長は、「現(xiàn)在、高考の組織業(yè)務(wù)は複雑な情勢に直面している。新型コロナウイルス感染防止対策が常態(tài)化する中、高考を組織するというのは、受験生にとっても、スタッフにとっても、多くの困難と課題がある。高校3年生の登校再開が遅れたことで、受験生の受験勉強(qiáng)に一定の影響が及び、心理的に焦りを感じている受験生や保護(hù)者もいる。その他、7月初めに、一部の地域では厳しい暑さになったり、自然災(zāi)害が発生したりすることが考えられる」との見方を示した。

今年の高考では、予備の試験會(huì)場も設(shè)置される。原則的には、一般會(huì)場10會(huì)場當(dāng)たり、隔離會(huì)場を1會(huì)場設(shè)置（各試験ポイントに3會(huì)場以上）することになる。試験當(dāng)日に、発熱、咳などの呼吸器癥狀がある受験生は、予備の隔離會(huì)場で受験することになる。原則的には、一人につき、1會(huì)場で、隔離會(huì)場が足りない時(shí)は、前と後ろ、または四隅に分かれて、1つの會(huì)場を複數(shù)（4人以下）の受験者が使用することができる。

低リスクの地域の場合、受験生は試験會(huì)場に入る前にはマスク著用が義務(wù)付けられるものの、會(huì)場で著席した後は、著用するかを自分で決めることができる。予備の隔離會(huì)場や中?高リスクの地域の受験生は、著席後もマスク著用が義務(wù)付けられる。

その他、今年の高考では、試験會(huì)場に入る前に、全員に體溫測定が実施されるほか、タープテントや発熱者を検査する部屋を設(shè)置して、検査する人の待機(jī)場所とする。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月19日