
清華大學(xué)美術(shù)學(xué)院のオンライン卒業(yè)作品展がこのほど始まり、視覚伝達(dá)デザイン學(xué)科の卒業(yè)生?楊梅皛さんの作品「柴門犬吠」のイラストが作品展を「飛び出し」て、SNS上で大きな話題となり、數(shù)萬人が注目している。同作品では、キツネ色や斑模様の中華田園犬(中國原産の犬種)を水彩畫で描いている。犬は水辺の草むらや林の中の寺などで楽しそうに遊んでおり、そのかわいい姿が、ネットユーザーの心を摑んでいる。北京日報(bào)が報(bào)じた。
楊さんは、「単なる個(gè)人の卒業(yè)作品だと思っていたので、こんなにたくさんの人がそれを見て、共感を覚えてくれるとは思ってもみなかった。イラストで中華田園犬と人が仲良く生活する様子を描きたかっただけで、ネットユーザーから大きな反響があったことに驚いている。中國人である私は、中華田園犬に特別な思いがある。中華田園犬はとても飼いやすく、凜々しくて、その他にもたくさんの貴重な良い點(diǎn)がある」と話す。あるネットユーザーは、「実家で毎日のように中華田園犬と遊んでいた日々を思い出した。とても生命力の強(qiáng)い犬で、うちの家ではずっとその色から『大黃』という名前で呼ばれていた」と思い出を蘇らせたことを綴っている。また、別のネットユーザーも、「私たちの生活を生き生きとした形で表現(xiàn)してくれていて、素晴らしい!」と絶賛している。

作品を見ると、中華田園犬が楽しそうに遊んでいるそのバックには、赤レンガの壁や寺院など中國らしい景色が広がっていることについて、楊さんは、「実家は四川にあり、イラストを描く過程で、青城山の麓にある古い村に行き、寺院の近くで遊んでいる中華田園犬の寫真を撮影した。故郷の風(fēng)景が作品のインスピレーションを與えてくれた」と説明する。

大學(xué)を卒業(yè)したばかりだが、「三白蟬」というペンネームで活動している楊さんはこれまでずっと民間に伝わる伝統(tǒng)文化をテーマにしたイラストの作成を続けており、ネット上には彼女のファンも少なくない。彼女の作品「龍門陳」シリーズは、中國伝統(tǒng)文化の龍図騰をテーマにし、バラエティに富んだ龍が描かれている。
楊さんは現(xiàn)在、友人數(shù)人と會社を立ち上げており、今後も中國の文化をテーマにした漫畫作品を製作する計(jì)畫だ。「普段は日本のアニメに注目している。日本ではアニメ製作の體系がすでに整っている。私たちはそれを真似るだけでは、超えることはできない。中國文化には無限の寶が眠っている。中國獨(dú)自のアニメの作風(fēng)を作るというのが私のビジョン」と楊さん。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月30日