國家航天局によると、中國は3日午前11時10分に太原衛(wèi)星発射センターから「長征4號乙」キャリアロケットを使い、高分解能マルチモジュール総合イメージング衛(wèi)星の打ち上げに成功した。光明網(wǎng)が伝えた。

高分解能マルチモジュール衛(wèi)星は大口徑?長焦點(diǎn)距離の高分解能カメラを搭載しており、準(zhǔn)メートル級高分解能フルカラー畫像の撮影が可能だ。この高畫質(zhì)イメージング能力はどの程度なのだろうか。カメラを開発した中國航天科技集団第五研究院第508研究所は、「高度600キロ以上の遠(yuǎn)い宇宙からでも地上のコンパクトカーのフロントガラスをはっきり見分けることができる」と形容した。

さらに準(zhǔn)メートル級分解能のダークブルー、青、緑、黃、赤など各スペクトルのマルチスペクトル畫像を撮影でき、非常に高い解像度を保証できる。例えばこれがあれば、同じ畑で植えられたトウモロコシと大豆の各自の成長狀況をより正確に見分け、精密に生産量を見積もれる。鉱山の場所をはっきり見分けることができ、さらに銅、鉄またはアルミなどの鉱石を見分けることができる。

さらに高分解能マルチモジュール衛(wèi)星には大気同期校正器という重要ペイロードが搭載されている。これがあれば煙霧の日であっても、快晴の時と同じように高畫質(zhì)畫像を撮影できる。

その他のリモートセンシング衛(wèi)星と同様、高分解能マルチモジュール衛(wèi)星は「はっきり」見えるほか、「正確」に見ることもできる。ある場所を撮影後、その地理的位置を正確に計(jì)算できる。例えば被災(zāi)地を撮影すれば鮮明な畫像を取得できるだけでなく、被災(zāi)した道路、橋、家屋などの正確な位置を速やかかつ正確に計(jì)算し、災(zāi)害救助活動に重要な情報(bào)を提供できる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月6日