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| 改修中の「いずも」。飛行甲板上にテントが張られ、アイランドの周囲に足場が組まれている。(寫真:環(huán)球網(wǎng)より) |
外國メディアの報道によると、日本は現(xiàn)在ヘリコプター搭載護衛(wèi)艦「いずも」をF-35B艦載戦闘機を搭載できる真の意味の空母にするための改修を行っている。軍事専門家の尹卓氏は人民網(wǎng)の単獨取材に「日本はヘリ搭載護衛(wèi)艦を改修することで、真の遠洋海軍へと発展させる考えだ。今後は遠洋作戦や、米國との共同作戦を?qū)g施できるようになる」と指摘した。
■軽空母を開発し、遠洋行動を?qū)g現(xiàn)する可能性
現(xiàn)在、日本の海上自衛(wèi)隊は「いずも」級ヘリ搭載護衛(wèi)艦を2隻保有している。DDH-183「いずも」とDDH-184「かが」だ。そのいずれもが、真の意味の空母に改修される。1隻あたりF-35B戦闘機を12機以上搭載できると見られる。
日本がヘリ搭載護衛(wèi)艦2隻を改修する理由について、尹氏は「日本が軽空母を開発し、F-35Bを『いずも』に搭載するのは戦略的選択であり、戦術的選択でもある。戦略的には、日本は戦後の制約で空母建造を認められない國だ。このため空母建造という『立ち入り禁止區(qū)域』に足を踏み入れることを何度も望んできた。戦術的には、日本はヘリ搭載護衛(wèi)艦を改修することで、真の遠洋海軍へと発展させる考えだ。今後は遠洋作戦や、米國との共同作戦を?qū)g施できるようになる」と指摘。
「『いずも』は改修後、戦闘能力が質(zhì)的に飛躍する。これまでは搭載機がヘリで、戦闘行動半徑が小さかった。固定翼機であるF-35B艦載機の搭載によって、戦闘行動半徑はこれまでの200キロ余りから、約900キロへと一気に拡大する。これは相當大きな戦闘行動半徑であり、『いずも』が海岸から遠く離れた地點から、陸上や海上の目標を攻撃できることを意味する」と述べた。
■米國が空母の制限を緩和 日本のイメージは根本的に変わる
では、「いずも」改修は日本にとって一體何を意味するのだろうか?尹氏は「今回日本は『空母時代』入ることを意図している。米國が政治的突破を許したといえる」と指摘した。
「いずも」改修によって日本のイメージは根本的に変化する。日本は専守防衛(wèi)の國から、遠洋進攻の色彩を帯びた國へと転換する。尹氏は「『いずも』の力は遠洋進攻面では依然限定的だ。搭載可能な軍用機の數(shù)が限られているからだ。これによって戦爭のプロセスが変わる可能性は非常に小さい。だが、日本のイメージは変わった。空母を保有するようになり、かつ艦載機は最初から第5世代機だ。こうした姿でアジア太平洋に出現(xiàn)することで、軍事大國としてのイメージが一層顕著になる」と指摘。
「しかし日本が軍事大國へと向かうことは、周辺のどの國にとっても福音ではない。アジア太平洋の平和と安定にとって明らかに脅威だ。このイメージの変化は、すでに日本が平和憲法の制約から完全に脫し、進攻型戦略へと一歩一歩向かっていることを意味する」とした。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月7日
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