日本の文部科學省科學技術?學術政策研究所が7日に発表した報告書によると、中國の科學研究分野における巨額の投資、研究者育成におけるたゆまぬ努力が、中國の科學研究の発展を促進した。中國の自然科學分野の研究論文數(shù)が米國を上回り世界一になり、中國の科學研究分野における日増しに重要性を増す地位をさらに浮き彫りにした。新華社アプリが日本放送協(xié)會（NHK）と「日本経済新聞 電子版」のこのほどの報道を引用して伝えた。

「日本経済新聞 電子版」は、科學論文の數(shù)は國の研究開発の活発さを測る最も基本的な指標と指摘。全米科學財団も報告書の中で、中國の論文數(shù)が米國を上回ったと指摘していた。今回の統(tǒng)計データは、科學誌で掲載され同業(yè)者の評価?審査に合格した論文數(shù)だ。

日本で発表された報告書によると、科學技術?學術政策研究所が米調(diào)査會社クラリベイト?アナリティクスのデータを基に、主要國の論文數(shù)などを分析した。年による変動が大きいため3年平均で算出。

その結果、2017年（16-18年の平均値）の中國の研究者の論文數(shù)は30萬5927本で、米國の28萬1487本を上回り世界一となった。ドイツは6萬7041本で3位、日本は6萬4874本で4位。

また論文の世界シェアを見ると、中國は19.9％、米國は18.3％で、3位のドイツは4.4％のみ。

中國の研究論文の質(zhì)も米國に迫っている。被引用數(shù)が上位10％の論文のシェアをみると、2017年の米國は3萬7800本（24.7％）で首位。中國は3萬3800本（22.0％）で2位。英國は8800本余りで3位、ドイツは7400本余りで4位、日本は3800本余りで9位。被引用數(shù)が上位1％の論文のシェアをみると、米國は29.3％、中國は21.9％となっている。

さらに「日本経済新聞 電子版」は、中國と米國の得意分野が異なると指摘した。中國の論文は主に材料科學、化學、工學、計算機?數(shù)學に集中し、米國は主に臨床醫(yī)學、基礎生命科學に集中している。

NHKと「日本経済新聞」は、學術研究への投資がより多く、より多くの科學研究者を擁することが、中國の科學論文數(shù)の激増を促した2つの重要な要素とみられると指摘した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月11日