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アルツハイマー病の大叔母のためにデバイス「忘れな草」を発明した15歳少年

人民網(wǎng)日本語版 2020年11月06日14:41

アルツハイマー病を患った大叔母が家族のことを忘れてしまわないようにサポートしようと、浙江省杭州市の陸原君(15)は、「神器」を発明。そしてそのデバイスに「忘れな草」という心溫まる名前を付けた。中央テレビニュースが報じた。

中二男子が大叔母のためにデバイス「忘れな草」を発明

中學2年生の陸君は、小學4年生からプログラミングを習い始め、「スマートポスト」や「スマートゴミ箱」、さらには、「部屋を見に來るお父さんアラート」などを発明してきた。

陸君の大叔母は76歳。目と鼻の先に住んでおり、両家はずっと仲良くしてきた。5‐6年前、大叔母が初期のアルツハイマー病と診斷された時から、陸君はずっとその病狀を心配してきた。

今年の夏休み、陸君はプログラミングの知識を活用して、大叔母が家族を見て誰かが分かるようサポートできるデバイスを発明することを思いついた。

そして、1ヶ月以上かけて、構(gòu)想を練り、設(shè)計、改良を行い、スマートネックレス「忘れな草」を発明した。このデバイスには、人の顔畫像を収集するカメラが搭載されており、顔認証システムを通して目の前にいる人が誰かを教えてくれる。

その他、紫外線の強さで、室內(nèi)にいるのか、室外にいるのかを判斷し、外にいる時間が20分を過ぎると、家に帰るよう促し、家の住所も音聲で教えてくれる。

この発明に、ネットユーザーは感動を覚え、「心優(yōu)しい男の子が作った心優(yōu)しい発明」、「涙が出た。私もおばあちゃんのためになにか作ってあげることができたら、どんなによかったか」といったコメントを寄せている。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月6日

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