海上交通の安全は人々の生命と財(cái)産の安全及び海上輸送や海洋資源開発などの事業(yè)の発展に関わる。海上交通安全法改正案が22日、第13期全國人民代表大會（全人代）常務(wù)委員會第24回會議に初めて上程された。改正案は海上交通管理を強(qiáng)化し、海洋強(qiáng)國の建設(shè)、海洋経済の発展促進(jìn)、海上における人身と財(cái)産の安全の保護(hù)などを法律面から力強(qiáng)く支えるものとなるだろう。新華社が伝えた。

なぜ海上交通安全法を改正するのか？1984年施行の同法は中國の海上交通安全管理の基本制度を確立し、海運(yùn)事業(yè)の発展を力強(qiáng)く促進(jìn)した。しかし、改革開放がますます深まり、経済と社會が急速に発展するに従い、すでに現(xiàn)行法では海運(yùn)事業(yè)の発展や海上交通安全管理の新たな狀況や要請に適応できなくなり、改正が急務(wù)となった。

今回上程された改正案は全10章121條で、事前の制度的防備、事中?事後のモニタリング?管理の強(qiáng)化、緊急措置の強(qiáng)化などの面から制度設(shè)計(jì)を整備し、安全管理上の要請を包括的に実行することを図り、主に（1）海上交通環(huán)境を最適化し、安全保障水準(zhǔn)を向上させる（2）船舶と船員の管理を強(qiáng)化し、海上交通行為を規(guī)範(fàn)化する（3）行政許可事項(xiàng)を厳格的に規(guī)制し、行政法執(zhí)行の行為を規(guī)範(fàn)化する（4）海上捜索?救難制度を整備し、事故調(diào)査?処理制度を整備することを定めている。また、各種違法行為について厳格な法的責(zé)任を定め、責(zé)任追及を強(qiáng)化している。

船員の権利と利益保障の強(qiáng)化に関して、改正案は▽中國籍船舶の所有者、経営者または管理者がその航行船舶について海事管理機(jī)関に海事労働者証明書の発行を申請すること▽國務(wù)院の交通運(yùn)輸所管省庁その他関係當(dāng)局、関係する県級以上の地方人民政府が船員の國外での緊急事態(tài)に対する早期警戒?緊急対応メカニズムを整備し、緊急マニュアルを策定することを、明確に定めている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月23日