遼寧省政府の公式サイトによると、女性従業(yè)員の労働保護(hù)を強(qiáng)化し、女性従業(yè)員の生理的特徴による労働中の特殊な困難を減少?解決し、その安全と健康を保障することを目的とした「遼寧省女性従業(yè)員労働保護(hù)規(guī)則」（以下、「規(guī)則」）が先ごろ発表された。2021年3月1日から施行予定となっている。

「規(guī)則」は、書面の労働（雇用）契約を結(jié)ぶ際、女性従業(yè)員との間で結(jié)婚や出産などを制限する內(nèi)容を盛り込んではならない▽女性従業(yè)員に対し、結(jié)婚や妊娠、産休取得、授乳などの理由で、給料の減額や、昇進(jìn)?昇級(jí)、専門技術(shù)職申請(qǐng)の制限または辭退、一方的な労働（雇用）契約解除をしてはならないと規(guī)定している。

新華社資料寫真

雇用先は、月経期間中の女性従業(yè)員の労働を保護(hù)しなければならない。國(guó)の規(guī)定で月経期間中に禁止されている労働に従事させてはならない。連続で立ち仕事をする場(chǎng)合は、2時(shí)間ごとに少なくとも10分の休憩時(shí)間を設(shè)ける。醫(yī)療機(jī)関や婦人?小児保健機(jī)関で重度の月経痛や月経量過(guò)多と診斷された場(chǎng)合は、1-2日の適切な休暇を與える。

雇用先は、國(guó)の規(guī)定で妊娠期間中に従事することを禁じている労働を女性従業(yè)員にさせてはならない。また、労働時(shí)間內(nèi)に出産前検査をした場(chǎng)合は、その所要時(shí)間を労働時(shí)間に算入する。元のポストの業(yè)務(wù)に適合できない場(chǎng)合、労働量を軽減するか、一時(shí)的に適応可能な他のポストに移す。

妊娠3ヶ月未満でつわりがひどい場(chǎng)合、もしくは妊娠7ヶ月以上の場(chǎng)合は、その労働時(shí)間を延長(zhǎng)したり、夜間労働をさせてはならず、毎日労働時(shí)間內(nèi)に1時(shí)間以上の休憩時(shí)間を設(shè)けなければならない。

女性従業(yè)員は出産の際に98日間の産休を取得できる。そのうち産前は15日間とする。難産の場(chǎng)合は、15日間産休を追加することが可能。多胎児出産の場(chǎng)合は、1人増えるごとに産休を15日間長(zhǎng)く取得できる。産休期間終了後は、本人の申請(qǐng)と雇用先の同意を経て、乳児が1歳になるまで授乳休暇を取得でき、授乳休暇期間中の給與は雙方が協(xié)議の上で決定する。

「規(guī)則」によると、女性従業(yè)員の更年期総合癥の癥狀が深刻で、元のポストの業(yè)務(wù)に適合できない場(chǎng)合、仕事量の軽減またはポスト調(diào)整を申請(qǐng)することができ、雇用先は病院の診斷と実際の狀況に応じて適宜手配することができる。雇用先は毎年1回女性従業(yè)員が婦人科検診を受けられるようにし、少なくとも2年に1回は女性従業(yè)員が子宮頸がんと乳腺がんの検査を受けられるようにしなければならない。検査費(fèi)用は雇用先の負(fù)擔(dān)とする。

雇用先が「規(guī)則」の規(guī)定に違反し、女性従業(yè)員の合法的な権利?利益を損なった場(chǎng)合、女性従業(yè)員は人力資源社會(huì)保障、衛(wèi)生健康、応急管理、醫(yī)療保障などの當(dāng)局か労働組合、婦人団體に苦情の申し立てや通報(bào)をする権利を有する。苦情申し立てや通報(bào)を受けた當(dāng)局は法に基づいて迅速に調(diào)査?処理するか、処理をする権利のある當(dāng)局に取り次いで調(diào)査?処理してもらうこととする。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年12月28日