強(qiáng)制力のある中國(guó)の國(guó)家基準(zhǔn)「児童青少年學(xué)習(xí)用品近視予防衛(wèi)生要求」が2022年3月1日から正式に実施される。小中高校で提供される教科書、參考書、試験用紙、教室の電気、授業(yè)で用いるマルチメディアなど、児童?青少年の學(xué)習(xí)用品全ては、近視予防の基準(zhǔn)を満たしていなければならない。そのうち、教科書の文字の大きさは「9ポイント」以上でなければならないとしているほか、授業(yè)で用いるマルチメディアは、目で見て感じ取れるような點(diǎn)滅を使用してはならず、ブルーライト対策の保護(hù)基準(zhǔn)を満たさなければならない。北京日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

さまざまな要素が重なり、中國(guó)の青少年の視力は年々低下している。2020年、中國(guó)教育部（省）が9省の一部の児童?生徒を?qū)澫螭藢g施した調(diào)査によると、2019年末と比べて、児童?生徒の近視率が半年の間に11.7％上昇した。そのうち、小學(xué)生の近視率が15.2％、中學(xué)生が8.2％、高校生が3.8％上昇した。

新基準(zhǔn)によると、小學(xué)1、2年生の教科書の文字の大きさは「16ポイント」以上でなければならず、漢字の書體は楷書體がメイン。小學(xué)3、4年生の文字の大きさは「14ポイント」以上でなければならず、漢字の書體は楷書體と明朝體で、楷書體から少しずつ明朝體へと移行する形が採(cǎi)用される。小學(xué)5年生から中學(xué)3年生、高校生の教科書の文字の大きさは「12ポイント」以上で、漢字の書體は明朝體をメインとする。教科書の目次や注釈などの文字は、本文の字の大きさに合わせて、適度に小さくすることができるものの、小學(xué)生の段階で用いる字の大きさは「10.5ポイント」以上でなければならない。中學(xué)校と高校の段階で用いる字の大きさは「9ポイント」以上でなければならないとしている。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年3月11日