商務(wù)部（省）の高峰報(bào)道官は18日に行なわれた定例記者會(huì)見(jiàn)で、「中國(guó)がこのほど施行したばかりの『外商投資安全審査規(guī)定』は、『外商投資法』とその実施條例の要求を踏まえ、中國(guó)の外資の安全審査制度を細(xì)分化し整備したもので、中國(guó)経済の安定した健全な発展とさらなる対外開(kāi)放の拡大にとって必要な保障措置だ。長(zhǎng)期的に見(jiàn)て外資系企業(yè)が中國(guó)でよりよく発展するのに資するものとなり、正常な外國(guó)人投資家と海外企業(yè)の不必要な負(fù)擔(dān)増にはならない」と述べた。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

記者會(huì)見(jiàn)では、「新たな『規(guī)定』は外商投資が國(guó)家の安全保障に影響を與えるのであれば、國(guó)家発展改革委員會(huì)と商務(wù)部が中心となって責(zé)任を負(fù)う作業(yè)メカニズムが投資禁止の決定を下すことができると強(qiáng)調(diào)している。一部の外資系企業(yè)は國(guó)家の安全保障に影響を與えることの定義があまり明確でないとしている?！簢?guó)家の安全保障に影響を與える投資』をどのように定義するのか」との質(zhì)問(wèn)が上がった。これに対し、高報(bào)道官は上記のように述べて答えた。

また高報(bào)道官は、「外商投資に対する安全審査の実施は國(guó)際的なやり方であり、世界の主要エコノミーはいずれも外資の安全審査制度を構(gòu)築した、もしくは整備しているところだ」と指摘した。

高報(bào)道官の説明によれば、この「規(guī)定」は安全審査を行なうべき外商投資の範(fàn)囲を明確に規(guī)定しており、それには主に2つの場(chǎng)合が含まれる。1つは軍需産業(yè)、軍需関連産業(yè)など國(guó)防安全に関わる分野及び軍事施設(shè)と軍需施設(shè)の周辺地域に投資する場(chǎng)合だ。もう1つは國(guó)家の安全保障に関わる重要な農(nóng)産物、重要なエネルギー?資源など9分野に投資し、そして投資先企業(yè)の経営支配権を取得する場(chǎng)合だという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年3月19日