一度は下がった気溫が再び上昇に転じた北京は、先週末に、ポプラとヤナギの白い綿毛のついた種子（楊絮と柳絮）の飛散が今年最初のピークに突入したことを発表した。北京市では、市全域においてエリアや時(shí)間帯を絞った重點(diǎn)的な措置を講じて、綿毛が市民生活に與える影響を最小限に抑えるよう取り組んでいる。

飛散ピーク期間には散水や清掃含めた集中的な対策を?qū)g施

今月11日、北京市海淀區(qū)五■松橋（■は木へんに果）に足を運(yùn)ぶと、高圧噴霧器搭載車が、ポプラの樹冠に向けてミストを噴射していた。水滴で濕った楊絮が枝から地面に落ち、別の小さな清掃車が地面に落ちた綿毛を回収?清掃していた。

楊絮と柳絮の飛散予報(bào)によると、今月10日から15日にかけて、ポプラの一種?毛白楊の種子が飛散する一番目のピークを迎える?，F(xiàn)在、複數(shù)の関係當(dāng)局が共同対策を講じ、清掃車や散水車、高圧噴霧器搭載車、ミスト噴射車両など約4000臺(tái)を動(dòng)員し、萬(wàn)全の態(tài)勢(shì)を整えている。

今年は北京市全域で、楊絮と柳絮の飛散ピーク期間中、エリアや時(shí)間帯を絞って、水やミストを噴射し、地面に落ちた綿毛を水で流したり、回収?清掃したりするなど、さまざまな重點(diǎn)措置が講じられる。例えば、毎朝通勤ラッシュ時(shí)間帯になる前に、前日に飛散して地面に落ちた綿毛を濕らせた上で回収?清掃する。また、夕方のラッシュ時(shí)間帯になる前にも綿毛を濕らせた上で回収?清掃し、綿毛が市民の外出に與える影響を抑える。

また、毎日午前10時(shí)から午後4時(shí)までは、成熟した蒴果が縦に裂け、白い綿毛のついた種子を飛散させる時(shí)間帯となるため、各區(qū)は飛散狀況が深刻なポプラとヤナギの木や、その付近の地面に落ちた楊絮と柳絮を?qū)澫螭恕⒏邎R噴水やミスト噴射などを?qū)g施し、アスファルトに落ちた綿毛も濕らせたうえで、回収?清掃する。

その他、今年は市全域の楊絮と柳絮を飛散する雌株が密集しているエリア10ヶ所に高畫質(zhì)リモート監(jiān)視カメラを設(shè)置しているほか、50ヶ所にリモート監(jiān)視カメラを設(shè)置し、40ヶ所でスタッフが観測(cè)するよう手配。各エリアで、雌株のポプラとヤナギの蒴果の変化をリアルタイムで把握し、楊絮と柳絮の飛散狀況を終始モニタリングし、的確な対策を?qū)g施する。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年4月13日