最低賃金基準(zhǔn)の新政策を?qū)g施するエリアがさらに増加した。陝西省で1日より新たな最低賃金基準(zhǔn)が実施された。大まかな統(tǒng)計(jì)によると、今年に入ってから國(guó)內(nèi)の4省區(qū)が引き上げ調(diào)整後の新基準(zhǔn)を?qū)g施した。同時(shí)に、上海市、天津市、吉林省、安徽省、四川省などでも調(diào)整の準(zhǔn)備が進(jìn)められている。「中新経緯」が伝えた。

具體的に見ると、陝西省各類區(qū)の最低賃金（月収ベース、以下同じ）は、5月1日よりいずれも150元（1元は約16.9円）引き上げられた。1類區(qū)は1800元が1950元になり、2類區(qū)は1700元が1850元に、3類區(qū)は1600元が1750元になった。

黒竜江省は4月1日に3ランクの最低賃金基準(zhǔn)を引き上げ調(diào)整し、第1ランクは180元引き上げて1860元とし、第2ランクは160元アップの1610元、第3ランクは180元アップの1450元とした。

江西省は4月1日に1類區(qū)の最低賃金をで1850元とし、2類區(qū)は1730元、3類區(qū)は1610元とした。

新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)の最低賃金基準(zhǔn)は4ランクあり、4月1日からすべて80元引き上げて1900元、1700元、1620元、1540元とした。

現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、上海市、北京市、広東省、天津市、江蘇省、浙江省の6省市は、第1ランクの最低賃金基準(zhǔn)が2千元を超えている。最高は上海の2480元。

中國(guó)労働學(xué)會(huì)の蘇海南特約研究員はメディアの取材に対して、「今年になって各地で相次いで最低賃金基準(zhǔn)が調(diào)整されているのは、経済成長(zhǎng)ペースの回復(fù)を支えるものであり、最低賃金制度が規(guī)定する調(diào)整頻度の政策的な要求を遵守するものでもあり、さらには企業(yè)の低賃金労働者の所得増加の促進(jìn)という現(xiàn)実的ニーズを踏まえたことでもある」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月1日