河南衛(wèi)視（河南衛(wèi)星テレビ）で端午節(jié)（端午の節(jié)句、今年は6月14日）に合わせた3連休中の初日（12日）に放送された特別番組「端午奇妙游」が中國(guó)のネット上で話題をさらっている。なかでも、水の中で美しく舞う天女の踴りを披露した「洛神水賦」（原題「祈」）には、多くのネットユーザーから「美しすぎて、言葉を失った」、「仙女を見た」といった大絶賛のコメントが寄せられている。

華春瑩報(bào)道官がツイッターで絶賛し、紹介

今月13日、中國(guó)外交部（外務(wù)?。─稳A春瑩報(bào)道官は、自身のツイッターアカウントで、「洛神水賦」を稱賛し、「信じられないほどの美しさ！その舞う姿はまるで優(yōu)雅な白鳥のようであり、その美しさは泳ぐ龍のようだ。『洛神水賦』は、河南衛(wèi)星テレビの水中ダンスのショー」とツイートした。

華報(bào)道官のツイートには、「他の國(guó)でも同じような水中ショーを見たことがあるが、『洛神水賦』は、中國(guó)で最も著名な古代神話と辭賦をベースにし、さらにそれらをコラボさせている。そして、中國(guó)で數(shù)千年にわたって伝えられている伝説の女神?洛神に息を吹き込んでいる。中國(guó)の5千年の文化が、今回のショーをひときわ優(yōu)雅にしており、同じようなショーの中でも群を抜いている」といったコメントが寄せられている。

1分ちょっとの映像のために、水中での撮影時(shí)間はなんと26時(shí)間！

水中ダンスは、精度の高い動(dòng)きをしてみせなければならないだけでなく、衣裝を美しく水に漂わせ、さらにはその表情にも気を配り、まるで地上にいるかのような自然な笑顔を見せなければならないため、非常に高度な技術(shù)が求められる。同番組が爆発的大ヒットとなり、多くの視聴者がパフォーマンスを披露した何灝浩さんに注目している。実は、何さんはプロのダンサーではなく、水中で踴る「人魚姫」のコーチだ。何さんは5年前に潛水を?qū)Wび始め、子供の頃からアーティスティックスイミングも習(xí)っていた。今回の天女の水中での舞の撮影について、何さんは、「スタッフは水の中に26時(shí)間もいた。毎日、水に何度も潛って200回以上の撮影を行って、作品を仕上げた」と説明した。

さらに、「今回の撮影は水深4.5メートルの場(chǎng)所で行われた。まず、水面でしっかりと息を吸って、一気に潛って踴り、また水面に上がって息を吸っていた。浮力の問題を解決するために、動(dòng)きに合わせて、いろんな重さのウエイトを裝著しなければならなかった。一番重いウエイトは10キロもあった。長(zhǎng)時(shí)間水に浸かっていたため、寒くて鼻血が出たこともあるし、體を安定させるための釣り糸に縛られて、傷ができてしまったこともあった。それでも熱い想いを抱き、最後までやり通せた。今回、水中ダンスを披露する機(jī)會(huì)を與えてくれた河南衛(wèi)星テレビには本當(dāng)に感謝している。作品を仕上げるための全てのスタッフの苦労は數(shù)百字程度の言葉ではとても表現(xiàn)し盡くせるものではない。中國(guó)の伝統(tǒng)文化がずっと大好きで、特技を生かして、千年前の中華文化の精華を再現(xiàn)できたことは本當(dāng)に光栄」と語(yǔ)った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年6月15日