上述した責(zé)任者はさらに、「醫(yī)薬品の研究分野で認(rèn)知癥と闘うだけでなく、患者とその家族に対する社會(huì)の理解と支援も非常に重要だ。認(rèn)知癥分野の研究と経験の交流が、中日介護(hù)分野の協(xié)力の突破口の一つになることを願(yuàn)う」と述べた。

今年の「中日高齢者産業(yè)交流會(huì)」では、日本企業(yè)32社が中國(guó)社會(huì)に向けてオーダーメイドの介護(hù)製品を打ち出した。羅婷さんが所屬する青島愛(ài)克薩高齢者サービス科技有限公司も、中國(guó)の事情を踏まえて、日本の介護(hù)分野の転倒防止をテーマにした製品である「歩遊軽」と「霊閃護(hù)」を打ち出した。歩遊軽は歩容分析を通じて転倒リスクを評(píng)価するとともに、適切な運(yùn)動(dòng)メニューを提供するものだ。一方で、霊閃護(hù)は転倒のモニタリング?警告機(jī)能を備え、生活シーンのモデリングに利用できる。

日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)（ジェトロ）は2014年から中國(guó)各地で、「中日介護(hù)産業(yè)交流會(huì)」を開(kāi)催し、日本の介護(hù)サービス、介護(hù)製品及び理念を紹介して、雙方の協(xié)力を強(qiáng)化し、中國(guó)の事情に合った介護(hù)サービスモデルを共同で模索してきた。

19年6月末に日本?大阪で行われた主要20ヶ國(guó)?地域（G20）首脳會(huì)合では、中日雙方が10項(xiàng)目の共通認(rèn)識(shí)に達(dá)した。両國(guó)指導(dǎo)者は中日が科學(xué)技術(shù)イノベーション、知的財(cái)産権保護(hù)、経済貿(mào)易投資、財(cái)政金融、醫(yī)療ヘルスケア、介護(hù)、省エネ?環(huán)境保護(hù)、観光など幅広い分野で互恵協(xié)力を強(qiáng)化することに合意した。

今年5月、中國(guó)國(guó)際経済交流センターと日本の國(guó)際協(xié)力事業(yè)団（JICA）中國(guó)事務(wù)所は、中日の高齢化社會(huì)醫(yī)療介護(hù)分野の協(xié)力を推進(jìn)する覚書(shū)に調(diào)印した。同センターの張大衛(wèi)副理事長(zhǎng)兼事務(wù)局長(zhǎng)は、「中日両國(guó)が醫(yī)療介護(hù)を切り口として協(xié)力を展開(kāi)することは、両國(guó)が人的資源、産業(yè)、技術(shù)などの面でそれぞれの優(yōu)位性による相互補(bǔ)完を?qū)g現(xiàn)する上でプラスになる。私たちは特に一部の重要問(wèn)題の研究において、たとえば政府の政策、制度建設(shè)、教育研修、産業(yè)協(xié)力などで、日本の一部の重要な（醫(yī)療介護(hù)の）製品、醫(yī)薬品、醫(yī)療機(jī)器、サービス項(xiàng)目などを含む面で、中國(guó)の一部の地方や企業(yè)の教育機(jī)関などと踏み込んだ協(xié)力を展開(kāi)してほしいと考えている」と述べた。

中國(guó)日本商會(huì)が発表した「中國(guó)経済と日本企業(yè)2020年白書(shū)」によると、「ますます多くの介護(hù)サービス産業(yè)分野の日系企業(yè)が中國(guó)の介護(hù)市場(chǎng)に進(jìn)出しようとしており、カバーする分野は幅広く、サービス類(lèi)（介護(hù)施設(shè)の運(yùn)営、在宅介護(hù)サービス、人材育成）、介護(hù)施設(shè)の設(shè)計(jì)?建設(shè)、看護(hù)サービスなどの施設(shè)運(yùn)営システム、補(bǔ)助具、補(bǔ)助用品、保健機(jī)能食品などがある。両國(guó)の事情の非常に大きな違いをどうやって克服するかが、日本の経験を中國(guó)介護(hù)市場(chǎng)に根付かせられるかどうかを決定づける」という。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年6月29日