中國海洋石油集団有限公司研究総院は15日、國家重點(diǎn)研究開発計(jì)畫「海洋メタンハイドレート試験採掘技術(shù)と工程」プロジェクトが支持する「國産獨(dú)自のメタンハイドレート掘削?井戸検層技術(shù)裝備の海上試験任務(wù)」が、南中國海の海域で順調(diào)に新たな海上試験作業(yè)を完了したと発表した。これは中國の海洋メタンハイドレート掘削?井戸検層技術(shù)の重大な進(jìn)展だ。

同院技術(shù)研究開発センターのチーフプロセスエンジニアである李清平氏によると、メタンハイドレートは中國で主に南中國海の水深300メートル以下の海底にある。水深が深く、埋蔵が淺いといった特徴がある。水深が深いということは、探査?開発作業(yè)の難易度が高いことを意味する。埋蔵が淺いということは、ガス噴出孔、崩壊、淺層ガスなどに遭遇しやすいリスクを意味する。さらに埋蔵層の続成作用が弱く、非均質(zhì)性が高いといった特殊な難題が加わり、探査?開発技術(shù)に數(shù)多くの課題を突きつける。

李氏は「中國は実施した海洋メタンハイドレートの掘削とサンプリングも、主に海外設(shè)備に依存していた。今回の海上試験作業(yè)はこの狀況を変えたかった。國産深水技術(shù)裝備の信頼性を検証し、メタンハイドレート技術(shù)裝備の國産化に向けた貴重な経験を汲み取った」と述べた。

中國工程院の周守為院士は、「今回の海上試験の成功により中國海洋石油集団は船舶?掘削?井戸検層?コア取得?オンライン分析と検査のフルセットの國産化技術(shù)水準(zhǔn)と全プロセスの作業(yè)能力を備えた。これにより、中國は世界で3番目に獨(dú)自に同技術(shù)を確立した國になった。中國の海洋メタンハイドレート掘削?井戸検層技術(shù)は、獨(dú)自國産化の新時(shí)代を迎えた」との見方を示した。

それでは、メタンハイドレートの実用化まであとどれくらいだろうか。李氏は「メタンハイドレートの開発利用は、基礎(chǔ)理論の研究と工學(xué)技術(shù)の研究開発の長い過程を踏まえなければならない。メタンハイドレートの掘削が技術(shù)的?経済的に可能にするために、工學(xué)技術(shù)の研究開発はさらに、模索的な試験掘削、試験的な試験掘削、プレ生産、先導(dǎo)試験、実用化などいくつかの段階に大まかに分かれる」と述べた。

「現(xiàn)在は第2、第3段階の間にある」。李氏によると、実用化の時(shí)期は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で2028?30年の間と考えている。この時(shí)期に試験エリアを建設(shè)し、実用化の手段と規(guī)模を模索することになる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年7月16日