中秋節(jié)（舊暦8月15日、今年は9月21日）に合わせた3連休と國慶節(jié)（建國記念日、10月1日）に合わせた7連休を目前に控え、民泊施設(shè)予約プラットフォーム「途家」は、「中秋國慶秘境ランキング」を発表。新型コロナウイルスの影響が殘る中國で今、人気が急激に伸び、観光客も少なく、探検気分を味わえる民泊施設(shè)のある観光地10選を紹介している。

（資料寫真、撮影?張蕾）

ランキングにおいて、新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)と內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）自治區(qū)が最も特色ある民泊施設(shè)と現(xiàn)地の情緒が自慢の観光地となった。また秘境トップ3は、新疆カシュガル市、新疆アルタイ地區(qū)、吉林省延辺朝鮮族自治州だった。このほかに検索?予約數(shù)や民泊施設(shè)體験指數(shù)などを基に、広東省汕尾市、內(nèi)モンゴル興安（ヒンガン）盟、四川省甘孜州蔵（カンゼ?チベット）族自治州、広東省珠海市、海南省萬寧市、広西南寧市、內(nèi)モンゴル呼倫貝爾（フルンボイル）市などがランク入りした。

（資料寫真、撮影?揚帆）

西北部旅行の人気上昇 少數(shù)民族の文化體験のニーズ向上

途家の秘境ビッグデータによると、「中秋國慶秘境ランキング」にランク入りした観光地の民泊施設(shè)は予約數(shù)の増加幅が前年同期比を上回り、民泊施設(shè)関連ワードの検索數(shù)が8月比で300％増となった。民泊施設(shè)の一人當たりの料金は約470元（1元は約17.0円）と、お手頃になっている。

ランキングトップのカシュガル市は古代シルクロードが繁栄していた時期に最も重要だった宿場の一つで、西域の情緒あふれる建物や文化がそのまま殘されている。カシュガル市の民泊施設(shè)は中秋節(jié)や國慶節(jié)に合わせた連休中の予約が殺到しており、前年同期比で約10倍となっている。2位のアルタイ地區(qū)は、新疆ウイグル自治區(qū)で最も有名な美しい自然の景色が広がる場所で、カナス湖や禾木村、白哈巴村といった人気景勝地がある。連休中、これらの景勝地は景色を楽しむのに最も適したシーズンとなっている?，F(xiàn)時點の民泊施設(shè)の予約數(shù)は前年同期比で220％以上になっており、一人當たりの料金は33％上昇している。

（資料寫真、撮影?張蕾）

同ランキングプロジェクトを擔當した途家の責任者は、「新型コロナウイルスの影響が殘る中、これらの地域は旅行しながら、ソーシャルディスタンスも保つことができる。中國西北部は、広々としていて、人が少ないというのがそのイメージ。観光客の心理的ニーズにもマッチしている」と分析している。途家秘境ビッグデータによると、新型コロナウイルスの影響で、以前なら國慶節(jié)に合わせた大型連休に海外旅行に出かけていた人が引き続き國內(nèi)旅行にシフトし、獨特の自然の美しい景色が広がる西北部がこうしたハイエンド消費の観光客の間で人気になっている。特にカシュガル市、アルタイ地區(qū)、ヒンガン盟、フルンボイル市を代表とする西北部の観光地が人気となっている?，F(xiàn)地のハイクオリティな民泊施設(shè)に泊まり、車で観光地を巡り、少數(shù)民族の風習や文化を體験し、寫真を撮影し、ゆっくり遊ぶというのが、消費が高度化している現(xiàn)在の新たな連休の過ごし方となっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月18日