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天貓（Tmall）がこのほど発表した消費(fèi)インサイトデータによると、「95後（1995年から1999年生まれ）」で釣り関連製品を毎年購(gòu)入する人が200萬(wàn)人に上るという。今年はショッピングイベント「618」の期間だけでも、天貓プラットフォームで釣り製品を購(gòu)入した人は30萬(wàn)人を超えた?！钢袊?guó)青年報(bào)」が伝えた。

調(diào)査によると、中國(guó)のSNS「テンセントQQ」の2千人が登録する釣りグループでは、「90後（1990年代生まれ）」が1004人に上った。釣りは忍耐力が必要なスローテンポのスポーツで、活発に動(dòng)きたい若者と出會(huì)って火花を散らし、トレンディなものになっている?！?0後」も自分たちの言葉で釣り文化を再定義しつつある。

「小さな魚(yú)を數(shù)匹釣ると、自分の世界が満たされた」

周楊さん（26）は1年前に友人とキャンプに行った時(shí)、初めて釣りをして、たちまちその魅力の虜になった。「基本的に毎月1-2回は釣りに行く。ゲームや他の娯楽レジャーなどと違い、釣りをしている時(shí)は無(wú)我の境地に浸れるのがいい。魚(yú)がかかるのを待つ間は周りの景色を眺めることができるし、魚(yú)が針にかかり、引き上げる時(shí)は緊張感があって非常にワクワクする」という。

高校を卒業(yè)したばかりの金斜暉さんは、「高校の頃は毎月2日間の休みがあり、基本的に攜帯電話やゲームで遊ぶことはなく、釣りに行くのが一番の楽しみだった」と話す。

勉強(qiáng)のストレスから解放されるだけでなく、釣りは金さんの心に大きな変化をもたらした。「以前は落ち著きがなかったが、高２の時(shí)釣りに出會(huì)って、心を落ち著けることを?qū)Wび、學(xué)校での勉強(qiáng)にも大いに生かされるようになった。自分の影響で、周りの一部の同級(jí)生たちも釣りに興味を持つようになった。最初はついていって見(jiàn)ているだけだったが、徐々に自分たちでも始め、釣りをするようになって我慢強(qiáng)くなり、落ち著きを見(jiàn)せるようになったと明らかに感じた」と述べた。

ますます多くの若者が釣りを好きになったのはなぜか。Q&Aサイトの知乎では100人を超えるネットユーザーがこの問(wèn)題について意見(jiàn)を戦わせた。大多數(shù)の人は、釣りは「ドキドキ」と「のんびり」のバランスが絶妙なスポーツだと言う?！复韦摔嗓螭属~(yú)がかかるのか永遠(yuǎn)にわからないので、釣り上げる時(shí)に自分で狀況をコントロールしているという感じや満足感を得られる。ターゲットとなる魚(yú)の種類(lèi)に合わせて方法を調(diào)整して最終的に釣れた時(shí)は、この上なく満足を感じる。またアウトドアで自然の景色を眺めて楽しむこともでき、よいストレス発散になる」と話すネットユーザーもいる。

「90後」へ広がるレジャー釣り市場(chǎng)

釣りは今では中高年の専売特許ではなく、トレンドに敏感な「90後」がレジャーや社交といった要素を持ち込んだ。

調(diào)査會(huì)社ニールセンのデータによれば、2020年の中國(guó)レジャー釣り市場(chǎng)の規(guī)模は1100億元（1元は約17.8円）を突破した。天貓が発表したデータでは、「95後」で釣り関連製品を毎年購(gòu)入する人が200萬(wàn)人に上る。「618」の期間だけでも、天貓プラットフォームで釣り製品を購(gòu)入した人は30萬(wàn)人を超えた。このうちZ世代（1995年代後半から2009年生まれの世代）と町に住む若者が釣具の「手切り族（ネット通販で過(guò)剰な衝動(dòng)買(mǎi)いをしてしまう人々）」になろうとし、Z世代のオンラインによる釣具購(gòu)入額が急速に伸びている。

許蓓さんは釣具販売を手がけて8年になるネット店舗のオーナーで、「ショート動(dòng)畫(huà)プラットフォームでライブコマースが盛んになると、釣り業(yè)界の競(jìng)爭(zhēng)がますます激しくなった。今の若い人は、釣具や周辺グッズの選択の幅が広く、數(shù)百元、數(shù)千元のものから1萬(wàn)元ほどのものまで実にいろいろなものを購(gòu)入する」という。

ECサイトで「釣り」と検索すると、そのサイトが打ち出すワンストップ式で中身の充実した「ビギナーの釣具セット」があり、釣り用の傘や折りたたみ椅子、出し入れが簡(jiǎn)単な釣り竿ケースなどの便利グッズがいろいろあり、どれも好調(diào)な売れ行きだ。機(jī)運(yùn)に乗じて誕生した「ものぐさな人のための神グッズ」もあり、釣り用手洗い器、魚(yú)探知機(jī)、魚(yú)自動(dòng)給餌器などハイテクを駆使した「神裝備」がある。ハイテク感満載の「神グッズ」たちは、若い釣り愛(ài)好家の間で人気がある。魚(yú)探知機(jī)を購(gòu)入した消費(fèi)者は、「ハイテク感にあふれたこの探知機(jī)を試すのが楽しみ。珍しいもの好きの好奇心を満たしてくれるし、釣りの効率も上がる」と話した。

他人の釣りを眺める人々も

釣りは資金や気力をつぎ込むだけでなく、行く前に時(shí)間をかけてさまざまな準(zhǔn)備をしなければならない。仕事が忙しい釣り好きの新世代の若者は、こうしたすべての問(wèn)題に向き合わざるを得ない。

オフラインで実際に釣りに參加しなくても、若者には人が釣りをしているのを眺めるという新しい方法がある、コンピューターゲーム「あつまれ どうぶつの森」やオンラインゲーム「モグラの庭園」などで次々に話題になるのは、プレイの中で釣りに夢(mèng)中になる若者の姿だ。ショート動(dòng)畫(huà)プラットフォームには、他の人の釣りの様子を眺める若者が數(shù)多くいる。今年1月5日に発表された「2020年抖音（TikTok）データ報(bào)告」では、釣りがTikTokユーザーの最も見(jiàn)たいレジャー?スポーツになり、釣り関連動(dòng)畫(huà)に寄せられた「いいね！」は8億件を超えた。

釣りの動(dòng)畫(huà)やライブ配信のコンテンツは、今や釣り好きの日常的な釣り活動(dòng)を釣りのPK戦、釣りコンテストなどに「レベルアップ」させ、パーソナリティがさまざまなテクニックの、釣り人それぞれの釣り方を紹介する。

ネットユーザーに「釣り界のトップ」と呼ばれる釣りプロ（プロアングラー）の鄧剛さんは、優(yōu)れた釣り技術(shù)を持っているため、2ヶ月間の間にアップした釣り動(dòng)畫(huà)10數(shù)本によって2千萬(wàn)人を超えるフォロワーを獲得した。このほか795萬(wàn)人のフォロワーを持つ劉志強(qiáng)さん、135萬(wàn)人のフォロワーを持つ女性釣り師の李夢(mèng)瑤さんなどがいる。

普通の釣り中継を數(shù)十萬(wàn)人が同時(shí)に視聴することがある。胡羽さんは、「人の釣りを見(jiàn)ていると、大半の時(shí)間がじっとしているが、次の瞬間に何を釣るかと期待している。この何が來(lái)るかわからないところが自分にとって大きな魅力だ」と話した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年10月20日