2021年11月1日より、「個人情報(bào)保護(hù)法」が施行される。「光明日報(bào)」が伝えた。

中國インターネット情報(bào)センター（CNNIC）がまとめた統(tǒng)計(jì)報(bào)告によれば、21年6月末現(xiàn)在、中國のネットユーザーは10億人、サイト數(shù)は422萬、アプリは302萬種類を超えた。情報(bào)化時(shí)代の中、個人情報(bào)の保護(hù)は多くの人々が最も懸念し、最も直接的かつ最も間接的な利益に関わる問題となっている。個人を狙い撃ちした情報(bào)のプッシュ、ビッグデータを活用した詐欺的手段などが批判の対象となっている現(xiàn)実的な問題に対して方向性を絞った規(guī)定として、人々の間で個人情報(bào)保護(hù)法の施行に対する期待が高まっている。

調(diào)査によると、「アプリをダウンロードするときに個人情報(bào)保護(hù)に関する合意內(nèi)容を読んだことがあるか」との質(zhì)問に対し、77.8％が「あまりない、または全然ない」と答えた。また調(diào)査対象のアプリ150種類のうち、30％近くにバグ、意図的な隠蔽、ユーザーの誘導(dǎo)といった合意內(nèi)容に背く行為があり、回答者の合意內(nèi)容に対する認(rèn)知度は低かった。ユーザーへのサービスに関する合意とプライバシー対策の條項(xiàng)が軽視されており、規(guī)定違反や個人情報(bào)の過剰な収集を「やりやすくするドア」が常に開いているような狀況だ。

こうした狀況に対し、中國は「情報(bào)セキュリティ技術(shù)の個人情報(bào)セキュリティ規(guī)範(fàn)」や「サイバーセキュリティ実踐のアドバイス——モバイルインターネットアプリ基本業(yè)務(wù)機(jī)能に必要な情報(bào)規(guī)範(fàn)」などの文書を相次いで発表し、アプリの範(fàn)囲を超えた情報(bào)収集、強(qiáng)制的なライセンス授與、過剰な情報(bào)収集などの個人情報(bào)のセキュリティに関わる問題について明確な規(guī)定を打ち出し、國家インターネット情報(bào)弁公室、工業(yè)?情報(bào)化部（?。─胜嗓尾块Tも個人情報(bào)を過剰に収集するアプリのリストをたびたび公開して改善を要求してきた。しかし多くの製品が法規(guī)を軽視したり法律の抜け穴をかいくぐったりする狀況が広範(fàn)囲に存在していた。

「あまり愉快なことではないが、今は泥棒の竊盜行為を心配すると同時(shí)に、泥棒がいつまでも情報(bào)を覚えていることも心配しなければならない。私たちのたくさんの情報(bào)や秘密がすべてスマホに入り、セキュリティが十分でないと感じる」。こう話す北京市石景山區(qū)在住の李さんは、最近スマホの機(jī)種変更をしたところで、「個人情報(bào)保護(hù)法が施行されれば自分の心配は転換を迎えることになる」という。

北京大學(xué)法學(xué)院の薛軍教授は、「個人情報(bào)保護(hù)法が施行されると、関連の法執(zhí)行にはより明確な法的根拠が備わるようになる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月30日