北京冬季五輪まで殘り100日を切り、五輪組織委員會(huì)は「冬季五輪競技?種目名詞」をこのほど発表。さらに、冬季五輪用語プラットホーム（http://owgt.blcu.edu.cn/cn）を一般公開した。北京日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

冬季五輪用語プラットホームには、北京冬季オリンピック?パラリンピックの全ての競技の種目の名詞が収録されており、中國語、英語、フランス語、日本語、韓國語、ロシア語、ドイツ語、スペイン語の8ヶ國語をカバーしている。北京冬季五輪の翻訳?通訳従事者やボランティア、選手、審判、報(bào)道陣にサービスを提供するのがその目的だ。その他、同プラットホームには、冬季五輪競技の機(jī)械翻訳サービスと冬季五輪のナレッジグラフも組み込まれており、冬季五輪に関する知識(shí)を多くの人に伝え、文化を発信する點(diǎn)でも一役買うことになる。

冬季五輪用語プラットホームのプロジェクトの首席専門家を務(wù)める、北京語言大學(xué)の劉和平教授によると、「冬季五輪競技?種目名詞」には、8ヶ國語の用語合わせて13萬2000語が収録されている。うち、中心となる競技の用語が合わせて7100語で、データバンクの方式で保存され、各用語の意味や語源、使用例、分類のサブドメインなどをチェックできるようになっている。劉教授は、「これは世界最大規(guī)模の冬季五輪競技の多言語用語バンク。作成の過程ではたくさんの困難を克服しなければならなかった。問題は、言語や文化が異なる中、どのように正しく統(tǒng)一するかという點(diǎn)に集中していた?！憾疚遢喐偧?種目名詞』の各名詞は、語義を揃える形で記載しており、世界初の多言語で語義が揃えられた冬季五輪関連の辭書となっている」と説明する。

冬季五輪用語プラットホームの第1版と第2版は、2018年と19年に五輪組織委員會(huì)に引き渡され使用されている。新版のプラットホームは、ウェブブラウザ、アップル、アンドロイドのスマホ?モバイル端末に対応しており、モバイル端末は、音聲認(rèn)識(shí)、畫像翻訳などの検索機(jī)能が新たに加わっている。その他、第1版と第2版は冬季五輪組織委員會(huì)內(nèi)部での使用に限られていたものの、新版は一般向けに公開され、冬季五輪競技?種目用語を8ヶ國語でチェックできるほか、冬季五輪組織委員會(huì)、五輪言語サービスボランティアが継続的にアップデートする新規(guī)用語も検索でき、データバンクの動(dòng)的更新を?qū)g現(xiàn)している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月29日