雲(yún)南省普洱市の勐康出入國審査所によると、14日午前2時に、単獨で行動する1頭の野生のアジアゾウがサトウキビを鼻で持ったまま同審査所の箐頭検問所を通過し、ゆっくりと去っていたことを明らかにした。警察官はただちに交通規(guī)制を?qū)g施したほか、通過する車両を避難させ、被害などがでないように対策を講じた。中國新聞網(wǎng)が報じた。

さらに、アジアゾウの監(jiān)視員も派遣され、追跡モニタリングを行い、その位置をリアルタイムで確認して、付近にいる人々に注意するよう通知している。

このアジアゾウが同審査所に出沒したのはこれで17回目といい、江城県の方向に向かって歩いて行っては、近くの村から迂回し、また同審査所に戻って來るという。審査所ではゾウが來ると避難し、ゾウが去るとすぐに勤務(wù)に戻るというのが常態(tài)化しているという。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月16日