商務(wù)部（省）の任鴻斌副部長(zhǎng)は30日に行われた國(guó)務(wù)院新聞弁公室の政策定例ブリーフィングで、「中國(guó)の今年全體の物品輸出入額は前年比20％以上増の6兆ドル（1ドルは約115.1円）に上る見込みで、世界1位の貿(mào)易大國(guó)の地位がさらに強(qiáng)固なものになった」と述べた?！附U済日?qǐng)?bào)」が伝えた。

1-11月の輸出入額は前年同期比31.3％増の5兆4800億ドルに達(dá)した。第1-3四半期（1-9月）の國(guó)際市場(chǎng)に占める中國(guó)の輸出と輸入のシェアはそれぞれ15％、12.1％になる見込みで、再度過去最高を更新した。新興市場(chǎng)と中國(guó)との貿(mào)易往來(lái)がより密接になり、1-11月には中國(guó)の輸出のうち新興市場(chǎng)向けが49.5％を占めた。民間企業(yè)の牽引の役割がさらに突出して、輸出の58％を占め、輸出全體の増加率を20ポイント押し上げた。中部?西部地域の輸出が同34.9％増加して、輸出全體の増加率を上回った。

第1-3四半期の物品の輸出増加量が國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の増加量に占める割合が27.8％に達(dá)し、10年ぶりの同期の最高を更新した。新たに登録登記された対外貿(mào)易経営者は18萬(wàn)4千社に上り、雇用安定に果たした役割が突出していた。第1-3四半期には、世界の輸入増加への中國(guó)の寄與度は14.1％に達(dá)し、防疫物資とワクチンを秩序よく輸出し、世界の新型コロナウイルス感染癥対策での協(xié)力を支援し、大國(guó)としての責(zé)任ある態(tài)度を示した。

任氏は、「來(lái)年に直面する情勢(shì)は依然として複雑で厳しく、不確実要因や不安定要因が増加し、需給両サイドともに非常に大きな圧力を受けるだろう。今後、商務(wù)部は周期をまたいだ調(diào)整による対外貿(mào)易安定政策の実施に本腰を入れ、2022年の対外貿(mào)易の『安定的なスタート』を?qū)g現(xiàn)するために努力し、マクロ経済の大市場(chǎng)の安定をサポートする。複數(shù)の新たな國(guó)境を越えたEC総合試験區(qū)の範(fàn)囲拡大の取り組みを著実に進(jìn)め、海外のスマート物流プラットフォームを絶えず改善し、オフショア貿(mào)易センター都市?エリアを建設(shè)し、貿(mào)易のデジタル化レベルの向上に力を入れ、複數(shù)のグローバルデジタル化先導(dǎo)エリアを構(gòu)築する」と述べた。

また地域的な包括的経済連攜（RCEP）協(xié)定の発効を契機(jī)として、対外貿(mào)易の質(zhì)の高い発展を推進(jìn)する。同部國(guó)際経済貿(mào)易関係司の余本林司長(zhǎng)は、「RCEPは対外貿(mào)易の安定、外資安定の力強(qiáng)い足がかりになり、協(xié)定が発効すれば何重もの積極的な効果をもたらし、中國(guó)の対外貿(mào)易と外資の土臺(tái)をさらに安定させ、産業(yè)の質(zhì)向上と高度化を推進(jìn)し、市場(chǎng)の活力をかき立てることになるだろう」と述べた。

中國(guó)とRCEP加盟國(guó)との貿(mào)易額は中國(guó)の貿(mào)易総額の約3分の1を占める。中日両國(guó)が初めて自由貿(mào)易協(xié)定を結(jié)ぶことになり、雙方は機(jī)械設(shè)備、電子情報(bào)、化學(xué)工業(yè)、軽工業(yè)?繊維製品など複數(shù)の分野で関稅を相互に大幅に引き下げることになり、特に來(lái)年は中國(guó)の対日輸出の稅品目の57％がただちに関稅ゼロを?qū)g現(xiàn)する見込みで、貿(mào)易促進(jìn)の効果は明らかだ。

原産地の累積（他の締約國(guó)の原産材料を自國(guó)の原産材料とみなすこと）の規(guī)則により商品がRCEPの恩恵を受けるハードルが大幅に下がった。このことは、メーカーがエリア內(nèi)の原産材料をより多く使用することを奨勵(lì)し、加盟國(guó)がRCEPによる関稅ゼロの待遇を共同で享受するのに役立ち、この地域により緊密で、より強(qiáng)靱性を備えた産業(yè)チェーンとサプライチェーンを形成する上でプラスになる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年12月31日