中國(guó)航天科技集団有限公司第一研究院によると、「長(zhǎng)征8號(hào)遙2」キャリアロケットはすでに工場(chǎng)出荷前のすべての研究?製造活動(dòng)を終え、21日に安全に中國(guó)文昌宇宙発射場(chǎng)に運(yùn)搬された。同ロケットはこの後、発射場(chǎng)で総組立とテストを行い、2月下旬から3月上旬にかけてタイミングを見計(jì)らって打ち上げ任務(wù)を遂行する見通し。これは中國(guó)新世代キャリアロケットの今年初の打ち上げ任務(wù)となる。光明日?qǐng)?bào)が伝えた。

長(zhǎng)征8號(hào)は新世代中型2段液體ストラップオンキャリアロケットだ。うち1段目は液體酸素/ケロシンを推進(jìn)剤に採(cǎi)用し、推力120トン級(jí)の2臺(tái)のYF-100エンジンを採(cǎi)用。2段目は液體水素/液體酸素を推進(jìn)剤とし、推力8トン級(jí)の2臺(tái)のYF-75エンジンを採(cǎi)用し、二次起動(dòng)能力を持つ。直徑2.25メートルの2臺(tái)の液體ブースターを取り付け、液體酸素/ケロシンを推進(jìn)剤とし、それぞれ推力120トン級(jí)の1臺(tái)のYF-100エンジンを採(cǎi)用。ロケット全體の全長(zhǎng)は50.3メートル、1段目の直徑は3.35メートル、2段目の直徑は3メートル、一機(jī)のブースターの直徑は2.25メートル。離陸質(zhì)量は約356トンで、主に近地球軌道もしくは太陽(yáng)同期軌道へのペイロード打ち上げに用いられ、5トンのペイロードを高度700キロメートルの太陽(yáng)同期軌道に打ち上げられる。

同研究院長(zhǎng)征8號(hào)キャリアロケット主管管制官の朱錫川氏は、「長(zhǎng)征8號(hào)はグリーンで環(huán)境に優(yōu)しい液體推進(jìn)剤が採(cǎi)用され、モジュール化組み合わせのアプローチで研究?製造された?，F(xiàn)役及び新世代キャリアロケットの研究?製造成果を十分に吸収し、優(yōu)れた継承性、先進(jìn)性、適応性、経済性を持ち、中國(guó)の太陽(yáng)同期軌道への打ち上げ能力の空白を埋め、將來の低?中軌道への高密度打ち上げ任務(wù)の需要を満たせる」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年1月24日