中國の李松軍縮大使はこのほど、ジュネーブで開かれた生物兵器禁止條約（BWC）第9回運(yùn)用検討會議第2回準(zhǔn)備會合に、代表団を率いて出席した。李大使は「BWCの諸義務(wù)の的確な履行において、米國は模範(fàn)を示すべきであり、例外となるべきではない」と指摘した。新華社が伝えた。

李大使は「最近ロシアの公表したウクライナにおける米國の生物軍事活動に関する文書は、國際社會の広範(fàn)な注目を集めており、締約國が條約の枠組で協(xié)議や協(xié)力を行い、條約履行上の懸念に対して明確な説明を行うことの重要性と緊急性を一層際立たせている。米國は世界で最も多く生物軍事活動を行っている國であり、條約の検証メカニズムの構(gòu)築に反対している唯一の國でもあるため、國際社會が疑念や懸念を抱くのは筋が通っている。これは、ウクライナ一國における米國の生物學(xué)研究所の問題でもなければ、現(xiàn)在の情勢によって生じた新たな問題でもない」と指摘。

「歴史上、生物兵器による大きな被害を受けた中國は、一貫して生物兵器を含むあらゆる大量破壊兵器の全面禁止と完全廃棄を主張し、いかなる國による、いかなる狀況下における生物兵器の研究?開発?保有?使用にも斷固として反対している」と強(qiáng)調(diào)した。

また「我々はBWCや國連の枠組で、國際社會がロシア側(cè)の公表した文書について評価を行うとともに、米側(cè)の説明を公平?公正に聴取することを歓迎する。説明と評価を通じて、偽情報か否かを國際社會は自ずと分かることになるだろう。これと同時に、米側(cè)は世界各地における他の生物軍事活動についても、國際社會に明確で納得のいく説明をする必要がある」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年4月7日