新型コロナウイルス感染拡大が今も続く上海市閔行區(qū)古美西路に住む新婚カップルが5月8日、白い防護(hù)服姿の醫(yī)療従事者による立ち合いのもと、結(jié)婚式を挙げた動畫がネットにアップされ、人々の注目を集めている。新民晩報が伝えた。

新郎の黃さん（29）は、この「特別な結(jié)婚式」について、「まず何よりも居民委員會とボランティアチームの皆さんに感謝したい。周囲の人々の支援なしには、この特殊な時期に結(jié)婚式を挙げることはまず不可能だった」と感謝の気持ちを述べた。そして、「居民委員會の彭書記が立會人を務(wù)め、ボランティアの皆さんが、メイクアップや動畫撮影、ブーケ作りなどを引き受けてくれた」と続けた。

黃さんは、自身の結(jié)婚式について、「1年前に今年の5月8日に披露宴を行う手配をしていた。でも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、感染対策に従わなければならなくなった」とし、新婦の祝さんは武漢出身で、2020年の武漢でのロックダウンを経験していたこともあったため、現(xiàn)在のような特殊な時期にこそ、新婦にサプライズで二人の人生における一大イベントである結(jié)婚式を挙げようと考えたのだという。

午前中に行われるPCR検査を利用して、黃さんは、ボランティアとして祝さんに階下に降りてくるよう呼びかけた。その後、サプライズとして結(jié)婚式をプレゼントし、コミュニティの居民委員會とボランティアが祝福するなか、式を無事終えた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月10日