
數(shù)源科技の公式サイトのスクリーンショット。
最近、ある「5G通信スマホカバー」がネットで大人気だ。スマートフォンにこのカバーをつけると、あっという間に5Gスマホに変身するという。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
この5GカバーはA株上場企業(yè)の數(shù)源科技股份有限公司の製品で、5月17日に発売されると、同社は株価が5営業(yè)日連続でストップ高になり、時価総額が17億9千萬元(1元は約19.2円)上昇し47億2900萬元になった。大手ECプラットフォームでは現(xiàn)在、まだこのカバーを取り扱っていない。
カバーの重さは約52グラムで、スマホに裝著すると自動的にポップアップウィンドウが表示され、指示通りに操作するとすぐにeSIMが開通し、3大通信キャリアをカバーし、デュアルコネクティビティでスタンドアローン(SA)とノンスタンドアローン(NSA)の5Gに対応する。
複數(shù)のメディアの報道によれば、このカバーは當初は華為(ファーウェイ)技術の「P50 Pro」に対応するだけで、価格も799元(1元は19.2円)したが、今後より多くの機種に対応するカバーが相次いで発売される予定で、6月初めに販売チャンネルが発表され正式に発売がスタートするという。
多くのネットユーザーがこの畫期的な技術に好奇心をかき立てられている。
電気通信産業(yè)のベテラン専門家の項立剛氏は、「このようなスマホカバーは5G通信の能力を?qū)g現(xiàn)するとともに、複雑な操作なしで、5Gベースバンドチップを搭載し、アンテナと管理機能を搭載した5Gスマホになるというもので、産業(yè)に極めて大きな影響を與えるだろう」と分析した。
実際には、電子機器の端末にカバーをつけて通信機能を?qū)g現(xiàn)するというアイディアは、數(shù)源科技が最初に打ち出したものではなく、かつてアップル社の「iPod touch(アイポッドタッチ)」を「iPhone(アイフォーン)」に変身させる「蘋果皮(アップルピール)」が一世を風靡したことがあった。アイポッドタッチにこのカバーをつけると、カバー內(nèi)部で通信モジュールを統(tǒng)合し、ショートメッセージの送受信、通話、ネット接続などの機能を?qū)g現(xiàn)して、「簡易版」アイフォーンに変えるというものだった。
アナリストによると、今回話題になった5Gカバーは価格が799元と高く、市場に受け入れられるかどうか、まだよくわからない。かつてアップルピールが流行したのは、アイポッドタッチにアップルピールを加えてもアイフォーンの半額以下だったためだ。今では1千元臺の5Gスマホもあり、1千元ほどで5Gスマホが買えるなら、わざわざ799元も出してカバーを買う人がいるだろうか。
中國情報通信研究院のまとめた最新のデータでは、2022年第1四半期(1-3月)には、中國國內(nèi)の5Gスマホ出荷臺數(shù)が5388萬4千臺に達し、スマホ出荷量に占める5Gの割合は77.7%だった。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月24日
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