CKU（中愛連合純血種犬文化発展センター、英語名：CHINA KENNEL UNION）の全犬種展覧會(huì)が、このほど山東省青島市で閉幕した。CKUは國際畜犬連盟（FCI）に加入する中國の団體だ。今回の展覧會(huì)に參加した犬は約130匹余りで、うち狗狗王國犬舍の柴犬「多吉」が中國の登録犬のチャンピンオンになった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

統(tǒng)計(jì)によると、2021年の時(shí)點(diǎn)で中國で登録されたペット犬は5429萬匹に上り、関連するペット犬消費(fèi)市場(chǎng)の規(guī)模は前年比21.2％増の1430億元（1元は約19.0円）に達(dá)し、増加率は21年の社會(huì)消費(fèi)財(cái)小売総額増加率を8ポイント上回った。さらに中國のペット市場(chǎng)の持続的な発展に伴い、引き続き目立った増加傾向を維持している。

中國の21年のペット1匹あたりの消費(fèi)能力を見ると、犬は同16.5％増の2634元で、そして18年以降は増加率が年々加速する発展傾向を見せる。これは中國のペット市場(chǎng)における消費(fèi)の質(zhì)が安定して上昇し始めたことを意味する。

消費(fèi)者の間で犬の種類や血統(tǒng)について、より広く知られるようになり、価格についての理解も進(jìn)んだ。現(xiàn)在、市場(chǎng)に多く出回る「チャンピオン犬」の価格は數(shù)萬元から數(shù)十萬元までとさまざまだ。うち犬をペットとして飼うのは若者だけではなく、高齢者も相當(dāng)數(shù)いる。多くの高齢者にとって定年退職後の生活は比較的孤獨(dú)なものであり、パートナーとしてのペットは最良の選択だ。

関連機(jī)関の予測(cè)では、現(xiàn)在、中國のペット市場(chǎng)の規(guī)模は2千億元の大臺(tái)を突破したが、米國、日本と比べるとペットの保有數(shù)も消費(fèi)額もまだ低い水準(zhǔn)にあり、今後の市場(chǎng)の可能性は極めて大きい。今後5年間、中國ペット業(yè)界は年平均15％以上の増加率を維持し、従業(yè)者數(shù)は500萬人を突破する見込みだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月30日