最近、日本の一部政治屋が日本による侵略の歴史の定説を覆そうと愚かにも目論み、白黒を逆さまにする発言を公然と行っていることが、國(guó)際社會(huì)の強(qiáng)い警戒を招いている。(文:厳瑜。人民日?qǐng)?bào)海外版掲載)
直近のセンセーショナルな発言は、自民黨の麻生太郎副総裁によるものだ。最近の講演で麻生副総裁は、第二次世界大戦でソ連が日本を「侵略」してきたと主張した。その少し前には、自民黨の石破茂元幹事長(zhǎng)も同様の見(jiàn)解を示し、ソ連が「日本を侵略した歴史」を決して忘れてはならないと公言した。
日本の一部政治屋の「定説を覆す」発言は論點(diǎn)のすり替えに他ならず、自らを「被害者」として取り繕い、そのイメージを宣伝することで、「加害者」としての立場(chǎng)をうやむやにし、さらには美化し、當(dāng)時(shí)の侵略の「黒歴史」の書(shū)き換えを愚かにも目論むものである。しかし、歴史は改竄できないし、改竄も許されない。當(dāng)時(shí)、日本軍國(guó)主義の発動(dòng)した侵略戦爭(zhēng)がアジア近隣諸國(guó)に深刻な傷を負(fù)わせたことには動(dòng)かぬ証拠があり、定説を覆すことは許されない。
日本の一部政治屋が「定説を覆す」言動(dòng)を繰り返す背後にある重要な根本的原因は、日本軍國(guó)主義の侵略の歴史に対する徹底的な反省と清算がなされていないことにある。 第二次大戦終結(jié)後、米國(guó)が冷戦の必要性から、軍國(guó)主義と切っても切れない関係にある日本保守勢(shì)力の政権掌握を強(qiáng)く支援した結(jié)果、日本では誤った歴史観がまかり通るようになったのである。
特に注意すべきは、ロシア?ウクライナ紛爭(zhēng)の勃発以來(lái)、日本がその動(dòng)きを止めず、米歐諸國(guó)に追隨して厳しい対露制裁を発動(dòng)すると同時(shí)に、國(guó)內(nèi)の右翼保守勢(shì)力が動(dòng)きを強(qiáng)め、ロシアに対して不利な國(guó)際世論を利用して、第二次大戦の歴史問(wèn)題における定説を覆そうと騒ぎ立てていることだ。これによって、その誤った偏狹な歴史観が世界の人々の前に余すところなく暴露された。このところ日本には絶えず小細(xì)工が見(jiàn)られる?!钢新钉蚊{威」を誇張し、「臺(tái)灣海峽問(wèn)題」を宣伝しながら、防衛(wèi)裝備品の海外輸出規(guī)制の緩和を検討中と公言。そして米國(guó)のいわゆる「インド太平洋戦略」に積極的に協(xié)力しながら、米國(guó)との核共有(ニュークリア?シェアリング)や米國(guó)の核兵器導(dǎo)入の必要性を妄言している。これらの行動(dòng)はいずれも、憲法改正と軍事力強(qiáng)化という「普通の國(guó)化」を推し進(jìn)めるという最終目標(biāo)に向けたものだ?,F(xiàn)在、日本の一部政治屋が歴史を逆行させる発言を繰り返しているのもこの目標(biāo)のためであり、日本が戦後の束縛から脫し、「敗戦國(guó)」のレッテルを剝がし、軍事力を強(qiáng)化して、「普通の國(guó)」になること、さらには「常任理事國(guó)入り」によって政治大國(guó)としての地位を得ることを期待しているのである。
日本が反省して歴史の教訓(xùn)を汲み取ることを拒絶し、かつての軍國(guó)主義の道を再び歩もうと愚かにも目論めば、地域と世界の平和と安定にとって深刻な脅威となるだけでなく、自らをさらに大きな安全保障上の窮地に陥れることになる。かつて日本に侵略されたアジア各國(guó)は、あの痛ましい歴史を忘れることはなく、日本が國(guó)際公理と國(guó)際正義に挑戦し続け、歴史を歪曲し、利益を図ることも決して許さない。
かつてドイツのメルケル前首相は訪(fǎng)日時(shí)、戦後の和解の前提は歴史を正視することだと語(yǔ)った。尊敬される「普通の國(guó)」になりたいのなら、日本はまず正常な歴史観を持つ必要がある。これは、日本がアジア近隣諸國(guó)や國(guó)際社會(huì)の信頼を得るうえで、避けて通ることのできない問(wèn)題である。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年6月7日
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