國連中國政府代表部は8日、朝鮮半島の核問題を議論する國連総會(huì)で、米國、オーストラリア、日本、ドイツなど特定の國々による発言に対して答弁権を行使した。中國代表は「関係國が安保理での採決における中國の立場を妄評(píng)し、非難したことに、中國側(cè)は斷固として反対する」と表明した。新華社が伝えた。

中國代表は「中國はすでに安保理及び8日の國連総會(huì)での発言で、朝鮮半島問題における立場を全面的に明らかにした。中國は安保理での全ての採決に対し、極めて慎重かつ責(zé)任ある姿勢で臨んでいる。米國の提出した決議案に中國が反対票を投じたのは全く合理的で正當(dāng)な行為であり、安保理常任理事國として當(dāng)然の権利でもある。朝鮮半島の平和と安定を維持し、非核化を?qū)g現(xiàn)し、対話と協(xié)議によって問題を解決することが、その根本的目的だ」と指摘。

「安保理は國際平和?安全の維持に主たる責(zé)任を負(fù)い、地域の紛爭問題の解決に建設(shè)的役割を果たす。安保理はこれまで対朝鮮制裁決議を10件採択し、最も厳しく複雑な制裁システムを構(gòu)築しており、引き続き対朝制裁を強(qiáng)化することは、政治的解決の望みをさらに遠(yuǎn)ざけるだけだ。安保理が効果的な活動(dòng)を行えるか否かの鍵は、対朝非難の聲を上げることでも、新たな制裁決議を採択することでもなく、朝鮮半島の安定維持と混亂防止を支援し、朝鮮の人道?國民生活上の困難を緩和して、朝鮮半島問題の政治的解決のための環(huán)境を整えることにある。全く無原則に決議を採択して、當(dāng)該國がさらに甚大な慘禍に陥ることがあれば、それこそ安保理の無責(zé)任と責(zé)務(wù)不履行の表れである」とした。

中國代表はさらに「関係國は中國を非難するよりも、自身の行動(dòng)を省み、核不拡散問題におけるダブルスタンダードをやめ、アジア太平洋地域で陣営対立を煽ることをやめ、朝鮮半島問題における責(zé)任転嫁をやめるべきだ。中國は安保理常任理事國として、引き続き國連から與えられた責(zé)務(wù)を真剣に履行し、安保理の活動(dòng)に責(zé)任をもって參加し、安保理構(gòu)成國の結(jié)束を積極的に維持し、安保理の朝鮮関連決議を厳格に履行し、安保理が朝鮮半島問題の政治的解決のためにしかるべき役割を果たすことを斷固として支持していく」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月10日