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石をキャンバスにする「80後」の女性「どんな石でも美術(shù)品になる」

人民網(wǎng)日本語版 2022年06月21日14:43

「80後」(1980年代生まれ)の蓋紅艶さんは、石一つひとつに命を吹き込み、素?cái)长拭佬g(shù)品にするという暮らしを続けてすでに6年になる。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

石に絵を描く蓋紅艶さん(撮影?邱培峰)。

蓋さんは、「ストーンペイントは、古代人類のペトログリフに起源を発している。古代の人々は具象畫や抽象畫を巖石の壁面に描いたり、刻み込んだりしていた。ペトログリフは古代人類の社會(huì)や生活のいろんな面を記録している」と説明してくれた。

ロシアと國境を接する內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)の満州里市に住む蓋さんは、扎賚諾爾(ジャライノール)區(qū)街道(エリア)弁事処に勤めている。そして、ストーンペイントを趣味としていることから、多くの人から「スラッシャー(複數(shù)の肩書を持つ人)」と呼ばれている。

蓋さんの故郷、內(nèi)モンゴルの山脈?大興安嶺の麓にある扎蘭屯(ジャラントン)市には、雅魯(ヤル)河がくねくねと蛇行しながら流れている。その川岸にはシラカンバの林がたくさんあるほか、カラムラサキツツジが茂っている。蓋さんの記憶には、その詩的な風(fēng)景が刻まれており、そして川岸はいろんな形、色、模様の石で埋め盡くされている。

蓋紅艶さんとストーンペイントの作品(撮影?邱培峰)。

蓋さんは、「子供の頃から、いろんな模様の石を集めるのが趣味だった。それらの石は私の想像力を豊かにしてくれた。頭を上げて飛び立とうとしているハクチョウや自由に飛び回る仙女に見える石もあれば、何か物足りなく感じる石もあり、石の模様を活かしながら、そこに絵を描いて、頭に浮かんだものを表現(xiàn)するようになった」と話す。

蓋さんが本格的にストーンペイントを始めたのは2016年のことで、その研究と創(chuàng)作をしながら、時(shí)にはコンテストなどに出品するようになった。そして、地元で賞を受賞したり、周囲から応援してもらったりするようになったという。

そしてある偶然の機(jī)會(huì)から、蓋さんは新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)級(jí)無形文化遺産「石刻彩絵」の伝承人?馬益民さんに出會(huì)い、「弟子入り」した。そして、馬さんの指導(dǎo)を受けて、蓋さんはその技をみるみると磨いていった。

蓋紅艶さんのストーンペイントの作品(撮影?邱培峰)。

蓋さんの作品「中國門」は2020年、北京798蕓術(shù)區(qū)新鋭アーティストノミネート展にノミネートされた。また、「モンゴル風(fēng)情ストーンペイントシリーズ」は、內(nèi)モンゴル自治區(qū)呼倫貝爾(フルンボイル)市代表として、第2回內(nèi)モンゴル自治區(qū)伝統(tǒng)手工蕓傑作展に出品され、優(yōu)秀賞を受賞した。

蓋さんは、「少しずつ色を付けて、頭に浮かんだ絵を石の上に描き出していくというのは、楽しくてたまらない。中國國內(nèi)外を問わず、ストーンペイントを楽しむ人がいる。ストーンペイント市場(chǎng)の前途はどんどん明るくなると信じている。どんな石でも、美術(shù)品になる可能性を秘めている」とした。(編集KN)

蓋紅艶さん(撮影?張鵬)。

「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月21日

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