湖南省衡陽(yáng)市の三つ子の兄弟である趙振興さんと趙振中さん、趙振華さんが最近、中國(guó)大學(xué)統(tǒng)一入學(xué)試験(通稱「高考」)を受け、それぞれ664點(diǎn)、674點(diǎn)、654點(diǎn)と高得點(diǎn)(750點(diǎn)満點(diǎn))をたたき出した。今月10日、長(zhǎng)男の振興さんと三男の振華さんは、中國(guó)科學(xué)院大學(xué)の合格通知書を受け取り、真ん中の振中さんは北京大學(xué)の合格內(nèi)定通知を受け取った。ネットユーザーたちは、3人の名前を合わせて「『振興中華』はとても優(yōu)秀だ！」との聲を寄せている。中國(guó)婦女報(bào)が報(bào)じた。

合格通知書。

振興さんは數(shù)學(xué)が得意で、中國(guó)科學(xué)院大學(xué)で數(shù)學(xué)?応用數(shù)學(xué)を?qū)煿イ工毪长趣瑳Qまっている。そんな彼は、「將來(lái)は、『ブレインサイエンス』関連の研究に従事し、人體と機(jī)械を融合させる可能性を探りたい」と話す。次男の振中さんは、大好きな化學(xué)を?qū)煿イ工毪长趣摔胜盲皮?、「將?lái)は學(xué)んだことを活かして、新しい薬品の研究開(kāi)発に従事し、薬品を必要とする人たちのために、高品質(zhì)でも低価格の薬品を提供したい」と語(yǔ)る。三男の振華さんは、材料科學(xué)?工學(xué)を?qū)煿イ工毪长趣摔胜盲皮辍ⅰ笇?lái)は、新エネルギーの分野で貢獻(xiàn)し、資源枯渇問(wèn)題の緩和をサポートしたい」としている。

三兄弟と母親。

振中さんは、「僕たちはずっと、母親に感謝の気持ちを伝えたかった」と話す。母親の譚さんは電気エンジニアで、息子たちが優(yōu)れた教育を受けることができるようにと、働きながらできる限り3人と一緒に時(shí)間を過(guò)ごすよう努力してきたという。

また、譚さんは、3人が小さい時(shí)から、勉強(qiáng)を強(qiáng)制したことはなく、それぞれが興味を抱く分野に基づいて導(dǎo)いてくれたそうで、「母親は一緒に學(xué)習(xí)計(jì)畫を立て、自分で勉強(qiáng)する習(xí)慣を身に著けるよう助けてくれた。だから僕たちは勉強(qiáng)とは楽しいことの一つと感じられるようになった」のだという。

子供の頃の三兄弟。

「僕たちは得意の科目がそれぞれ異なるため、普段はお互いに長(zhǎng)短を補(bǔ)い合い、ウィークポイントを強(qiáng)化し合ってきた」という。そして勉強(qiáng)だけでなく、3人は運(yùn)動(dòng)好きでもあるため、ストレスが溜まってくると、同級(jí)生と一緒に運(yùn)動(dòng)場(chǎng)でサッカーをしたり、ジョギングをしたりして、うまくバランスを取っていたという。

振中さんは、「母親が3人の名前を合わせると『振興中華』となるようにしたのは、僕たちが高い理想を抱き、國(guó)家にとって有用な人になることを願(yuàn)っているから。名前には期待が込められているほか、僕たち3人がその方向に向かって努力し続けるよう激勵(lì)してくれている」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年7月14日