特別展「野性の美——中國野生動(dòng)物展」の様子（7月12日、撮影?程功）。

北京自然博物館で今月12日、特別展「野性の美——中國野生動(dòng)物展」が開幕した。ミミセンザンコウやトキ、キタホオジロテナガザルといった希少動(dòng)物の標(biāo)本50點(diǎn)が展示されており、來場(chǎng)者は「野性の美」を間近で目にすることができる。

特別展のキュレーターである李依蒙氏によると、中國は世界でも野生動(dòng)物の種類が多い國の一つで、「その種類は6萬6300種類以上。うち、脊椎動(dòng)物だけでも約8190種類と、世界の脊椎動(dòng)物の種類の14％以上を占めている」という。

展示ホールには、いろんな姿勢(shì)で、今にも動(dòng)きだしそうなほどリアルな標(biāo)本50點(diǎn)が展示されている。多くの標(biāo)本は、中國が近年、野生動(dòng)物保護(hù)の面で手にしてきた成果を象徴している。中でも多くの來場(chǎng)者が光沢あるモウコノウマの標(biāo)本の前で足を止めていた。李氏は、「1990年代、モウコノウマは中國の野生下で絶滅した。その後、他國から導(dǎo)入し、一連の科學(xué)的な保護(hù)策を?qū)g施してきた。今では、中國のモウコノウマの個(gè)體數(shù)は700頭以上に回復(fù)した」と説明する。

展示の最後を締めくくるエリアでは、人類の活動(dòng)が野生動(dòng)物の生存に與える影響を説明し、警鐘を鳴らすパネルが掲げられている。李氏は、「來場(chǎng)者が『野性の美』を間近で目にすることができるだけでなく、生物多様性や生態(tài)環(huán)境の保全の意識(shí)を高める機(jī)會(huì)になることを願(yuàn)っている」としている。

同特別展は公益目的事業(yè)として、9月4日まで開催される。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年7月14日