微信（WeChat）のミニゲーム「羊了個羊」がネットで大人気だ。原稿執(zhí)筆時點(diǎn)で、微博（ウェイボー）の「羊了個羊」のハッシュタグがついた話題の閲覧回?cái)?shù)は延べ31億7千萬回に上り、「羊了個羊」の公式微博では9月13日から16日までの間にサーバーダウンが6回起きたという?！秆虺菚妶蟆工瑏护à俊?/p>

この「そろえて消す」系の暇つぶしゲームでは、プレイヤーは畫面上部にあるアイテムを下部にある枠に入れ、3つそろえて消していく。アイテムが7つ入る枠をいっぱいにしないで、アイテムを全て消せばステージをクリアできる。第2ステージが非常に難しいこと、地域別の対抗戦にしたこと、グループチャットに情報を発信するとツールが手に入ることから、夢中になってやめられなくなる人が続出している。

調(diào)査會社の企査査がまとめたデータによれば、同ゲームを開発した北京簡遊科技有限公司は2021年1月の設(shè)立で、「羊了個羊」のソフトウェア著作権をすでに登録している。同ゲームがリリースされたのは6月13日、登録が認(rèn)定されたのは7月29日だ。しかし國家新聞出版署のサイトでこのゲームの出版物コードは確認(rèn)できていない。

これまでに「旅かえる」、「跳一跳」、「合成大西瓜」などのミニゲームが一世を風(fēng)靡した。ミニゲームはなぜ依存性があるのか。ミニゲームはゲーム産業(yè)のトレンドになるのか。データサービス會社の易観分析の文化消費(fèi)業(yè)界擔(dān)當(dāng)の廖旭華シニアアナリストは、「ミニゲームが中國で大規(guī)模に発展するようになってから4年がたち、今後も一部の人気ゲームが育つだろう。ミニゲームにはすぐに遊べるという特徴があって広がりやすい。ゲーム産業(yè)全體ではまだ小さな存在で、小規(guī)模チームが生き殘るための道に過ぎず、中型?大型企業(yè)が投資をしたり注目したりすることはないため、ゲーム産業(yè)のトレンドになることはない。しかし、これからも引き続き爆発的人気のミニゲームが登場することは確実だ」と述べた。

廖氏はゲームの著作権の問題について、「世界のミニゲーム市場はすべて模倣が中心で、ほとんどのミニゲームの制作チームは市場とSNSの話題を持続的に観察して、既存のゲームを?qū)Wび、いろいろ組み合わせて、開発?テスト?バージョンアップをスピーディに進(jìn)めている。1つのゲームがリリースされるまでわずか數(shù)日で、フィードバックのデータが思わしくなければ思い切って配信を停止する。ミニゲーム市場の生産サイドにおける最大の特徴は、模倣と組み合わせ、ペースの速いバージョンアップ、データによる方針決定だ。世界中のどこでもそうであり、中國でも他の國でも変わらない。今はまだ権利を侵害するケースがあまり見受けられないのは、著作権の『表現(xiàn)を保護(hù)するものであり、アイディアを保護(hù)するものではない』という原則と関係があるとみられる」と分析した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月30日